ついに10月に入った。やっと秋らしくなって、日差しはやわらぎ、風は涼しくて心地いい。明日は雨の予報で、今日はとてもいい天気である、家にじとしているのはもったいない。と、いうことでこりもせず近くの山へ出掛けることにした。目指すは京ケ峰だ。今まで何度か行こうとおもったのだが、1号線に近いし、いつでもいけそうなのでなかなか足が向かなかった。今回はあまり遠くに行く気もないし、ガソリンもないしでここに決めた。全く期待していなかったのだが、登山口となっている上衣文町のなんとものどかな田園風景と、彼岸花がなんともいい雰囲気だった。
久しぶりに坂を上ったのでちょっと息切れ気味であったが、リュックには水筒しか入っていないのでとても軽かったのが救いだった。
山頂まではこの尾根伝いに平坦な道を山頂へ向かった。残念ながら山頂まで見晴は全くなかった。
ここからの眺めがこれ。まあまあの眺めだ。残念だったのは、一号線がすぐ近くなので、こののどかな風景に反して、車の走る音が”ゴウゴウ”と絶え間なく聞こえていた。あまりのんびりする気にもならず、水筒の水を飲んで喉の渇きをいやして早速下山。
ここからは林道なのでかなり楽だった。ただ、途中で銃声が聞こえて驚いた。生まれて初めて生の銃声を聞いた。流れ弾に当たったらどうしようか・・・、間違えられて撃たれたらどうしようか・・・などと怖い思いをしての下山となった。そいうえば今まで”熊に出会ったらどうしよう・・・”とは思ったが、まさか”猟銃で撃たれる”事は想定していなかった。こんなに人里近いのに禁猟にはならないのだろうか?登山者が遭難のニュースは良く聞くが、銃で撃たれたという事は聞いたことがないが、本当に大丈夫なのだろうか?それとも登った山がまずかったのか?今回、山自体はいまいちだったが、上衣文町ののどかな雰囲気にはとてもいやされた。さて、今夜は近くの銭湯だ!
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