数年前から行きたいと思っていた白山行に7月20~21日、1泊2日で行ってきました。実は白山の室堂を予約したのが19日、前日である。本当は来週休みを取って行こうと思っていたのだが、仕事の都合で無理そうなのと、今週末は天気がよさそうだったので急遽行くことに決めた。家を6時20分に出て、この大白川の駐車場に到着したのが8時50分。高速を飛ばして2時間30分程で到着した。白水湖畔ロッジ前の広い駐車場は既に満杯だったので、少し離れた大白川ダム管理事務所の前の広い駐車場に止めた。ここにはほとんど車がなかった。
まず最初にあったのが、この案内版。登山道の説明ではなかった。
これが平瀬道登山口。丁度9時から登山開始である。ここは白山国立公園らしい。良く整備された広葉樹がとてもきれいな登山道である。
1時間30分程登ると、雪渓をいだいた山が見えてきた。今日は天気もよくとてもきれいだ。
駐車場のある白水湖方面を眺めると、遠くに御嶽、乗鞍が見える。素晴らしい眺めだ。
このように大きな木がたくさんあった。
そして見えて来たのが、この白山である。白山といわれるだけあって、雪渓がたくさん残っている。美しい。
これが大倉山避難小屋。トイレはないが、携帯用といれが有料で置いてあった。ここまで来るのに2時間20分。予定通りの時間である。
乗鞍、穂高、チョコンと突き出た槍ヶ岳が見える。まさに大パノラマといったところか。
白山は花の山といわれるだけあって、あちこちに花が咲いていた。
ニッコウキスゲの群生である。多くの登山者がこの写真を撮っていた。狙っていたわけではないのだが、今日はどこへ行っても花が咲き乱れていた。はなを見るには最高の時期のようだ。
この後、この雪渓をトラバースする。滑らないか心配だったが、踏跡をたどれば問題なかった。
そして、次に現れたのがこのカンクラ雪渓。ここからではよくわからない大きな雪渓であった。ここまで来るのに3時間30かかった。
コバイケイソウ
花の名前はわからないが、きれいだ。
あと少しで室堂だ。ここまで4時間。結構疲れた。
またしても雪渓。せっかくなので流れている水に手をいれたらとても冷たかった(雪が溶けた水なので当然であるが・・・)。ちょっとだけ疲れが癒された。
室堂がみえてきた。あと少しだ。予想以上に大きな施設だ。
ここが白山奥宮祈祷殿。登山道の入口は脇の鳥居である。
室堂で支払を済ませ、寝る場所を案内してもらったが、予想以上に狭くて少しビックリ。しかも満室状態。ちょっと不安であったが、寝てみるとそれほど狭くもなかった。失敗だったのは小さなリュックを持っていかなかったこと。水筒がなかったので結局、全てを背負って御前峰へ向かう事とした。
これが霊峰白山の説明。富士山、立山、白山が古来の日本3名山のようだ。
登山道の様子がこれ。途中クロユリが群生していて、多くの方々が写真を撮っていた。
途中から室堂を見下ろした写真。
これが白山奥宮
御前峰山頂。2702m。
剣ヶ峰 (2677m)。
大汝峰(2684m)
これが三角点。ここに到着したのが14時30分。5時間30分で登頂した。かなりつかれていたのだが、まだ夕食の5時まで時間があるのでお鉢めぐりをすることとした。
翠ヶ池まで下って御前峰を見上げて写真。かなり切り立っている。
お花畑はお鉢めぐりで点在している。ここからは写真だけをアップ。
クロユリの群生
これは室堂近くの雪渓。川になって流れている。この水を室堂で使っているようだ。
室堂前の池から。
お鉢めぐりが終わって、5時から夕食。500円のビールを買った。見た目はぱっとしないが味は悪くない。味噌汁がおいしかった。あとでわかったのだが、ご飯とみそ汁はおかわりできるようだ。食事待ちの間にツアーの方々とビールを飲みながら山談義をしたが、これがとても楽しかった。
7月20日のルートがこれ。1日で1440mをこれだけ長い距離歩いたのは今回が初めてではなかろうか?
2日目は朝4時に起きて、御来光をみるために山頂へ向かった。御来光の前になるとこの神主さんが現れて、白山から眺められる山の説明を丁寧にしてくれた。おかげで見える山名どの山なのかよくわかった。有難い。
御来光。雲がかかっていたのでちょっと遅め。
朝食がこれ。お腹いっぱいになった。
昨日全て回ったので今日は下山のみ。
9時30分に下山したが、ロッジ前の駐車場は相変わらず満車状態。大白川温泉で汗を流して帰宅。今回は大満足の山登りだった。狙ったわけではないのだが、花が満開で素晴らしかった。白山の人気もうなずける。
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