2016年8月17日水曜日

白馬三山(白馬岳、杓子岳、鑓ヶ岳)登りました







<1日目(8月15日)>
P1050376
夏休みに突入!予定していた赤石岳に行こうと思っていたら、台風7号が発生したようで天候が思わしくなさそうだった。悩んだ挙句、一泊二日で白馬岳(2932m)に予定を急遽変更した。15日の0時頃猿倉の駐車場に到着。既に数十台の車が止まっていた。5時に白馬岳へと出発。


P1050378猿倉荘の横が登山口となっていた。

P1050379登山口から10分程で、白馬鑓ヶ岳の分岐となっている。天気がよければこちらから下ってくる予定だが、今の天気は曇りで回復するようには思えない。

P1050380登山口から1時間程でこの白馬尻小屋へ到着。いよいよ大雪渓へと突入だ!

P1050381小屋から20分程登ると雪渓末端が現れた。

P1050383雪渓末端から白馬山頂まで4Kmとある。平地ならばたいした距離ではないのだが・・・。

P1050385これが雪渓末端だ。もっと白い雪渓を想像していたのだが、夏ともなるとかなり汚れているようだ。

P1050390しばらく雪渓の脇を登っていたが、ここからは雪渓を登らなければならない。

P1050391 ここで、今年2回目となる12本爪のアイゼンを装着!6本爪で十分のようだが、結構安心感がある。この時期の雪渓は凍っていて硬かったのだが、このアイゼンはよく効いた。

P1050392途中雪渓が割れていた。これをよけて前の人の後をついて登って行った。

P1050393 それにしても私とこの4人以外誰も雪渓を登っていない。おかしいと思ったら、雪渓の右側の登山道を多くの方が登っていた。どうやら先ほどの割れ目あたりで道を間違えたらしい。慌てて登山道へ向かい、アイゼンを外した。

P1050395この登山道を登って行く。

P1050396これが雪渓の最上部。パックリと割れている。あのまま登っていたらここへ来てしまう。

P1050399さらに登って行くと、このような橋を渡った。ちょっとだけ危険。

P1050401この橋を渡ってすぐの岩の下に岩室跡があった。随分と小さい。

P1050402 雪渓を見下ろした写真。続々と雪渓を登って来る。

P1050405雨と霧で全く見晴らしがない。このようなお花が心を癒してくれた。雨の日でもきれいである。

P1050406他に写すものがないので・・・

P1050407 丁度9時に、この緊急避難小屋に到着。数人が入れる程度の部屋が1つと、別のドアには鍵がかけられていた。

P1050408 お花がきれい!


P1050410お花しかな~い。

P1050411この一帯は白馬山国有林だそうだ。

P1050412今日泊まる予定の山小屋かと思ったら、その手前の白馬岳頂上宿舎だった。あと少しだ。


P1050414稜線を白馬山荘に向かって歩いていたら、4匹のライチョウがいた。人に驚くわけでもなく、風上に向かって並んでいた。

Dsc_01831 これが白馬山荘。思っていたより小さい気がした。

Dsc_01821ここで受付をしようと思ったのだが11時からの受付とのこと。重いリュックを降ろして雨と風の中、山頂へ向かった。

Dsc_01781これが山頂の三角点。11時丁度に到着。駐車場から6時間かかった。

Dsc_01801白馬岳山頂の全景。(雨の中デジカメで写していたら、防水仕様ではないのでカメラが壊れてしまった。ここからは携帯の画像となります)

Dsc_01861雨と風で景色も全く見えず、山小屋へ引き返して仮眠を取った。すると、雨も上がって晴れてきた。目の前に見えるのは白馬三山の杓子岳と鑓ヶ岳だ。このまま晴れれば明日はあの山に登る。

Dsc_01931雲の合間に剣岳が見えた。

Dsc_01941こちらが白馬山荘。こうしてみると結構大きい。

Dsc_02031せっかくなのでもう一度白馬岳へ登る事にした。途中で山荘を眺めた写真。

Dsc_02041山頂の様子。まだ雲がかかっていて、眺めはよくなかった。

Dsc_02081山頂を別の角度から撮影。切り立った崖の上が山頂だ。一歩間違ったら転落死だ。

Dsc_02121 山荘の横をみると、こんな案内板があった。縦走すればこんなに沢山の山に登れるのか。

Dsc_0211山荘では暇だったのでぶらぶらしていたら、田中陽稀さんのサインを発見。昨年の10月のものなので、200名山一筆書の時のものだろうか?ちょっと感激。

Photoこれが1日目のルート。上りは雨で悲惨だったが、午後から晴れ、星空もきれいだった。

<2日目(8月16日)>



Dsc_022214時48分に日の出ということで、ご来光を4時30から待っていたが、雲の影響で20分程ご来光が遅くなった。今日は天気が良さそうなので、予定していた白馬三山に登る事にした。

Dsc_02251ご来光の白馬岳。


Dsc_02271 ご来光を見た後、すぐに朝食に向かい慌てて小屋を立った。白馬山荘の全景。

Dsc_02281これから目の前に見える杓子岳と鑓ヶ岳を目指す。


Dsc_02301いや~雲海がきれいだ。

Dsc_02331丁度7時に杓子岳(2812m)に到着。左に見えるのが白馬岳。


Dsc_02351白馬岳と杓子岳。

Dsc_02361次に目指すはこの鑓ヶ岳。


Dsc_02391途中岩の隙間から昨日登ってきた雪渓を眺めることができた。あんな所から登ってきたのかあ~。足がすくむ。

Dsc_02411丁度8時に鑓ヶ岳に到着。杓子岳から丁度1時間だ。この頃になると雲が登ってきてあたりは真っ白。視界がなくなった。

Dsc_02431わずかな雲の隙間から剣岳が見えた。

Dsc_02441後は下るのみ、下った途中から鑓ヶ岳を眺めた写真。

Dsc_02451ここが猿倉への分岐。途中に白馬鑓温泉がある。この温泉を楽しみに下った。

Dsc_02471 白馬鑓温泉小屋手前の雪渓。かなり溶けていて大きな割れ目がいくつもあった。

Dsc_02501白馬鑓温泉と山小屋。豊富な温泉がかけ流しとなっている。ここに入ろうと思ったのだが、ここは混浴で、既に女性の方が水着で入っていたので入るのはやめにして、無料の足湯につかることにした。

Dsc_02491ちょっと熱めのいい温泉だった。足の疲れが少しだけ癒された。

Dsc_02511足湯の全景。上の露天風呂からあふれた温泉がここに流れている。

Dsc_02541ここから流れた温泉はそのまま川のようになって、下へと流れていた。すごい温泉の量だ。13時25分、昨日の白馬鑓温泉との分岐に到着。13時40分には駐車場に到着し、帰路についた。心配していた台風7号の影響もなく、いい山登りでした。



2これが2日目のルート。ちょっと長いコースだったが、予定通りに下山できた。白馬鑓温泉、歩いてしかこれないこの温泉はまさに秘湯。いつかここで泊まって、ゆっくり温泉につかりたい。

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