既に梅雨入りしているが、この土日は梅雨も一休みで晴れるらしい。そこで、かねてから行きたいと思っていた御池岳(1247m)に登ることにした。鈴鹿山脈は鎌ヶ岳、御在所岳、藤原岳に登っているが、この御池岳が鈴鹿山脈の最高峰らしい。8時過ぎに家を出て、駐車場に到着したのが9時50分頃。実はカーナビで目的地をセットしたら「長期規制区間があります」と案内があった。そういえばこれを無視して奈良で危ない思いをした事を思い出したが、出掛ける直前では決行するしかない。そのまま行くことにしたのだが、なんのことはない、道路工事があちこちにあるだけで通れないわけではなかった。
ちなみにGoogle earthで3D表示した足跡がこれ。今更ながら、Goole earthすごいな!
トンネル出口の駐車場が既に満杯だったので、一端下ってコグルミ谷の登山口近くの道の脇に止めた。その写真がこれ。既に止めている人がいたので便乗させてもらった。ここからは登山口はすぐ近くなのだが、工事のため歩行者でも止められてしまったのでちょっと時間がかかった。
登山口から工事の様子を写したのがこれ。工事で入れそうもないと思っていたら、現場の方が丁寧に案内してくれた。
登山口の様子がこれ。この沢沿いに登って行く。
しばらく進むと、鈴北岳へ登る分岐があった。御池岳へはこのまま真っ直ぐ進めばいいようだ。
さらに進むと今度はこの長命水という水場に出た。水量も豊富で水が冷たかった。コップが3つも用意してあるので飲めるようだが、手を洗うだけにして飲むのはやめにした。
ここを少し登るとこのよう案内板があった。いやな予感がしたが、ロープが張ってあるものの大したことはなかったので一安心であった。
実は案内板で注意している陥没箇所より、このように道(沢)に倒れているこの木々の方がよほど危険だった。(道がわからなくなっているし・・・)
五合目の案内板がこれ。
この登山道は自然林の若葉が美しい。
ここを登りきると尾根にでた。ここが六合目で、目指す御池岳は右側だ。左に進めば藤原岳へ行けるようだ。
このように気持ちのいい新緑の中のトレッキングである。仕事の疲れを癒すには最高である。実は御池岳の登山コースのほとんどがこのような自然林となっている。人気が高いのもうなずける。
途中で写した御池岳の写真がこれ。まだしばらく登らなければならない。
ここが八合目。真ん中に小さく写っているのが八合目の案内板である。
しばらく進むと今度はこのように大きな石が苔で覆われた場所に出た。別世界に迷い込んだ気分であった。
別な角度から写した写真がこれ。
ここを登ればあと少しで御池岳である。この近辺はバイケイソウが群生している。
9合目の写真がこれ。
しばらく登ると、奥の平・ボタンブチと御池岳の分岐に出た。インターネットで調べるとボタンブチの景色がよさそうだったのでちょっと迷ったが向かうことにした。
背の低い木々をかき分けるように進むと突然このような草原(?)出た。素晴らしい。奥に見える一番高い所が奥の平(1241m)のようだ。
奥の平の写真がこれ。ここは御池岳以外の方向の見晴がいい。もっと晴れていれば素晴らしかったにちがいない。
ここから眺めた御池岳の写真がこれ。低木に覆われているのがよくわかる。
次に向かったのが目的であるボタンブチ。奥の平の一角にある。岩が見えている部分がボタンブチである。
あまり人はいないだろうと思ったら、景色を眺めている方々が大勢いた。ここは断崖となっているが鎖等はない。絶景である。
ボタンブチからの眺めがこれ。相変わらず写真ではわかりにくいが、眼下に見下ろす山々には見応えがある(もっと晴れていれば・・・)。御池岳の見晴はあまりよくないのがわかっていたので、この景色を堪能しながら昼飯とした。いつものようにセブンイレブンで買ったおにぎり2個をあっというまに平らげた。このボタンブチは私の持っていたガイドブックでは案内があるだけでコースはなかった。御池岳に来てここにこないとは片手落ちである。
ボタンブチから離れてボタンブチを写した写真がこれ。人が何人か立っている場所だ。
さて、次に目指すは本命の御池岳だ。コースは良くわからなかったが、道跡をたどって御池岳へ向かった。途中、このような低木の林を抜ける。
目的の御池岳(1247m)の写真がこれ。確かにあまり見晴はよくないし、それほど広くない。ここで昼飯にしなくてよかった。
ただ、見晴はよくないが周りはこのような木々に囲まれているのでそれほど悪いわけではない。
次にむかうのは鈴北山。しばらくはこのようにバイケイソウが群生した自然林の中のトレッキングとなる。空気がおいしい。
しばらく下るとまた草原(?)に出て、初めてこの池を発見した。御池岳というぐらいだからあちこにこのような池があるのかと思ったが、ここしか見つける事ができなかった。この池ではカエルが鳴いていた。
鈴北岳近くは木々はあまりなく、このような草原となっている。
鈴北岳(1182m)山頂の写真がこれ。右側に見えるのが御池岳だ。ここは周りに木々がなく見晴がいい。しかもかなり広い山頂となっている。せっかくなので、ここで用意していたミニカップラーメンを食べる事にした。
山頂から306号線を眺めた写真がこれ。遠くに見える山は霊泉仙山であろうか。
鈴北岳と御池岳を写した写真がこれ。右が御池岳、左が鈴北岳である。
さて、後は下るのみ。途中でこのツツジを見つけた。新緑はどこもきれいだったが、花をみたのはこれが初めてだった気がする。
トンネル近くの駐車場へ降りる分岐がこれ。左側へ降りる。
急な下り坂を滑りそうになりながら降りてたどり着いた登山口の写真がこれ。かなり急な道だったので、こちらから登らなくてよかったと思った。
トンネルの入口と駐車場の写真がこれ。朝は満杯だった駐車場も今は3台程度しか止まっていない。
ここからアスファルトの道をしばらく下って、車にたどりついた。自転車で登ってくる人が多かったのには驚いた。ちなみに、工事の様子がこれ。交互通行になっているので、歩行者も待たなければならない。
さて、今回でやっと100山達成できた。あまり期待はしていなかったのだが、新緑の自然林がとてもきれいで、100山目としての価値があった気がする。こんな山に登ると、またどこかに登りたくなってしまう。今度はのんびりと200山登頂めざそうかな(いつまで登ることができるんだろう?)。
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