8月13日、日帰りで富士山に登りました。実は会社の同僚と12日に登る予定だったのだが、私が日にちを間違えて登れなかったので13日に一人で登る事にした。12日は天気予報に反して登山日和だったようだ。今回も期待して出掛けたのだが、天気がよかったのは朝だけで、山頂についてからは雨と風で天気予報通りの荒れた天気だった。日頃の行いが悪いせいだろう。13日の0時10分に家を出て、新東名を快適に飛ばして、水ヶ塚駐車場に着いたのは3時過ぎ。夜中なのに警備員がいて駐車場を案内していた。既に大勢の方々が来ていて、車で待機していた。富士宮口5合目行きのバスの始発は6:00だ。5時30からチケットを販売していた。
5時頃の富士山の写真がこれ。晴れているのだが、山頂に怪しい笠雲がかかっている。バスに乗っていいたボランティアの方の説明だと笠雲がかかると天気が悪くなる前兆という事だ。
6時に出発したバスは30分で富士宮口五合目に到着した。この間ボランティアの方が富士登山で注意することの説明をしていた。これが売店の屋上の様子。朝だというのに登山客が大勢だ。
ここからの眺めがこれ。標高2380mなので、晴れていれば素晴らしい景色と思われるが、残念ながら雲が垂れ込めている。
ここが登山口だ(手振れしています)。
先程の階段を上ると、この富士宮口5合目の看板があった。富士山に登らない方はこの辺りで写真を撮っていた。
20分程登ると、この雲海荘がある。ここは6合目で2490mだ。5合目が2400mだからたった90m登っただけだ。
ここを登って行く。
雲海荘から40分程でこの御来光荘に着いた。ここは新7合目で、標高は2790m。6合目から390m登ったことになる。
ここからはかなり霧がかかって来た。こんな天気だが多くの方々が続々と登って行く。
途中少しだけ霧が晴れて、宝永山がきれいに見えた。雲が下に見える。
だんだん霧が立ち込めてきた。
やっとたどり着いたのがこの元祖7合目だ。新7合目から38分程で到着した。ここの標高は3030mなので、新7合目から240m登ったことになる。
途中から新7合目の山口山荘を見下ろした写真がこれ。相変わらず視界が悪い。
八合目にたどり着いたのは8時34分。7合目から33分で登ったことになる。ここまで来ると視界はなく、霧なのか雨なのかわらない状態になり、雨具に身を包む事となった。
九合目には9時14分に到着。八合目から40分ほどかかった。標高は3400mだ。既に乗鞍岳を超えている。高山病が心配だったので、持って来た酸素を吸ったが効果が全くわからなかった。結局私には不必要だったようだ。
これが九合目の万年雪山荘の様子。霧で視界が全くない。残念である。
九合目5勺のこの胸突山荘に到着したのが9時50分。九合目から36分で登ったことになる。標高は3550mだ!
あと200mで目指す山頂だ。
浅間大社奥院の鳥居が見えて来た。
ここが浅間大社奥院だ。霧がひどくてよく見えない。10時31分に到着。九合目5勺から41分かかった。標高は3710m。剣ヶ峰はまだ先だ。
ここにはこの富士館があった。閉まっているのかと思ったが、そうではなかった。
富士館の中の様子がこれ。多くの人がいたが、6~7割は海外の方のようだ。登山道ですれ違った方々の多くは海外の方々だったので、この様子もうなずける。
そして、ここには7月16~8月26日限りの郵便局があった。外のポストがなんとも不思議だったが、中にはいると2人の女性が葉書を送ろうとしていた。なかなか粋な計らいである。
ここが浅間大社奥院の中である。お守りが沢山売られていた。私は学業成就のお守りを息子に購入した。海外の方がお賽銭を入れてお参りをしているのが印象的だった。
目指すは日本最高峰の剣ヶ峰(3775.4m)である。霧で道がわからなくなり途中道を尋ねたら、10分程で行けるとの事であったが20分かかった。到着時刻は10時56分。ほぼ4時間で登った事になる。山頂は霧が濃く、風がとても強くて思ったように進めない。坂道を砂で滑りそうになりながらやっとたどり着た剣ヶ峰山頂の三角点がこれ。日本最高峰ではあるが、三等三角点だ。
これが三角点の説明。
これが日本最高峰の富士山剣ヶ峰と三角点の写真。霧で視界が全くない。
実はこの三角点はこの気象観測所の目の前にある。既に使われなくなっているようだが、建物だけは残されている。新田次郎がここに勤めていたのかと思うと少し感慨深い。
見難いが、気象観測所と三角点の写真がこれ。観測所の脇で風を避けてお昼とした。食べたのはおにぎり2個。とても美味しかった。カップラーメンも用意していたのだが、この天気ではそれどころではなかった。
少し離れた所にこの石碑があった。後はひたすら下るのみ。丁度14:00にバスに乗る事ができた。3時間程で下山した事になる。乗鞍に引き続き今回も天気が悪かったのがとても残念である。富士山は思った程険しい登り坂ではなかった(ストックのお陰か?)。1300mの高低差も心配だったが、人が多かったせいかそれほど疲れを感じなかった。今の所もう一度登りたいとは思わないが、日本最高峰に登れたのはとてもうれしい限りである。
最後に今回のルートがこれ。
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