2009年10月10日土曜日

若草山~信貴山~高安山(リベンジ登山?)








台風一過、風が冷たくなった。もう10月だから当り前だが、やっと秋を感じられるようになってきた。奈良の山に登れるのも今年一杯なので、今まで登ろうと思って登れなかった山に登ることにした。明日は白髭岳に登る予定なのでなるべく楽な山にしなければならない。まずは以前半日かけて自転車で登山口まで行ったのに、芝生養生で閉山となっていた若草山。次に生駒山から尾根伝いに行こうと思って途中で断念した信貴山、この2つの山である。若草山はインターネットで調べると今は開山しているようで登れるようだ。ただ、今回は体力を温存しなければならないので車で行くしかない。しかし、近くの駐車場は1000円もするので、どうしようか迷っていた。さらに調べると”奈良奥山ドライブウエイ”を使えば若草山頂往復で510円である。当然駐車場代はとられず、しかも入山料も取られないようだ。自分の足で登らないのは私の信条にもとるが(それほど大袈裟ではないが・・)、ドライブウエイを使う事にした。ドライブウエイの入口は正倉院の横を通り過ぎる形で、カーナビがなければわからいような狭い道から入らなければならなかった。後はドライブウエイなので快適、あっという間に若草山頂の駐車場に到着。



P10209541_3  途中大仏殿が見えるポイントがあったので、そこから写した大仏殿の写真がこれ。




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  駐車場から山頂へ向かうと、さすがに奈良。ここにも鹿が多く、お決まりの鹿せんべいも売られていた。この山頂近くの写真がこれ。



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あまり期待せず山頂に向かったが、きょうは快晴で見晴らしがよく、山頂からの眺めは絶景であった。その写真がこれ。この写真で右上にみえるのが葛城山、金剛山である。わかりずらいが、耳成山もみえる。


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この写真は生駒山方面を写したもの。こちらの眺めもいい。すすきが秋を感じさせる。




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さて、ここからちょと高い所に鶯塚古墳がある。入口の写真がこれ。




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頂上の写真がこれ。周りに木がないので、360°見渡せる絶景だ。ここでIC-T90を引っ張り出して430MHzをワッチしたがどこからもCQが出ていないし、もうすぐ11時になるのであきらめて信貴山へ向かう事にした。

カーナビでセットしたのが”信貴山奥の院”だったせいで、奥の院近くでとても細い道を通るはめになってしまった。とはいえ、この近辺には民家が散在し、車もあるので生活道のようだ。途中心配になったので、おばさんに”入って大丈夫ですか?”と聞いたら、”大丈夫ですよ”との事、細い道ながらも安心して奥へ進み、終点に奥の院があった。広い駐車場があったので、おばさんの言うとおり問題なし。実はここまで来る途中の道には見覚えがあった。信貴山へ向かうのをあきらめて、真夏の暑い中延々と歩いた道だ。懐かしい。

P10209681 さて、奥の院を説明している看板の写真がこれ。本尊は汗かき毘沙門天らしい(何故汗かき???)。




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門の写真がこれ。ありきたりかな?





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本堂の写真がこれ。落ち葉焚きの煙がどことなく情緒があるような気がした・・・




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何の像かわからないが、古そうなのでとりあえず写した写真がこれ。四天王?




さて、信貴山山頂を目指すつもりが寄り道をしてしまった。慌てて朝護孫子寺へ向かった。途中の道は見覚えがあり、いいところまで来ていたのに、残念だったなあと後悔しきり。(ただ、あの時の体力ではここまでたどり着けなかったとは思う)

P10209731 駐車料金500円を払っていざ信貴山山頂へ出発!途中、有名な”世界一大福寅”のでっかい人形があった。その写真がこれ。寅の頭を押したら首をふるのだろうか?さわらないで下さいとあるので、余計さわって首を動かしたい衝動にかられた。電動で動かしたら面白いのにとも思ったが、それでは情緒がないか・・・(カニ道楽じゃないし)。
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本堂に張ってあった毘沙門天の説明がこれ。ありがたやありがたや。




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本堂へ向う階段から信貴山山頂を眺めた写真がこれ。山頂には空鉢護法というお寺があるのだが、ここからは見えない。このお寺はコンクリートでできている部分もあれば木造の部分もあり、古いのか新しいのかよくわからない。それだけ修理が行われてきたのだろう。








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さて、道に迷いながらも山頂に着いた。山頂はお寺なので、三角点はないが、展望台がしっかりしている。ここから耳成山方面を眺めた写真がこれ。



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また、二上山、葛城山、金剛山を眺めた写真がこれ。目の前にこれらの山が重なって見える。左が奈良、右が大阪。面白い眺めだ。



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山頂と思われる場所にある本尊を正面から写した写真がこれ。熱心に何度も何度も拝んでいるおばさんや、おじさんがいた。熱心な信者が多いようだ。



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本尊の裏側から写した写真がこれ。ここが山頂であろう。さて、ここでおにぎりを2個食べていよいよお待ちかねの無線である。IC-T90をまたまた引っ張り出してワッチするが、430MHz,144MHz,50MHzどこからもCQが出ていない。あきらめかけたが、せっかくなので珍しく自分からCQを出す事にした。すると、10回程コールした時にJN3NPPさんからコールがあった。大阪寝屋川とのこと。レポートはお互い59である。ありがとうございました。この後CQを出しても一向に応答なく、結局1局のみのQSOとなった。それでも、自分でCQを出してコール頂いたので十分満足である。

さて、次はどうしようかと迷ったが、まだ13:00、気になっていた屯鶴峯に行こうかと思って下山開始。ところが、突然脇道から登山姿の夫婦が出てきた。看板には高安山方面とある。そういえばインターネットを調べていたら、信貴山すぐ隣に高安山(488m)があり、歩いて行けるらしい。よせばいいのに、登る事にした。尾根伝いに行けるのかと安易に考えていたが、そうではなく、信貴山の北側に一度降りてから高安山に登るコースであった。つまり帰りはまた信貴山山頂まで登らなくてはならない。若草山で楽をしたのでまあいいかという安易な気持ちであった(後悔)。結局高安山に到着したのは2時30を回っていた。かなり歩いた。しかもずっと車が通れる整備された道で、おまけに山頂がどこだかわからなかった。近くのおばさんに聞いてみたがわからないとの事。”この辺が高安山です”よと言われた。疲れがどっと出た。

P10209891 ただ、収穫だったのは、大きなサッカーボールを屋上にかかげたような、気象庁のレーダー見る事ができたこと。その写真がこれ。工事中で、新しいレーダを設置しているようだ。この後、後悔しつつ信貴山に戻り、そこから駐車場に戻って家路に着いた。








そういえば、また、メレルの登山靴から”キュッキュッ”と音がするようになった。しかも同じ右足。最初中敷きが滑って音がしているのかと思ったが、中敷きを外しても同じ。よくよく調べると靴底から音がしている。直しようがない。もういいかげんうんざりだ。この靴は欠陥商品間違いなし。リコールしてくれ!!(命に別条ないから無理か?)。8月30日に交換してもらって、また同じ右足である。私の歩き方が悪いとは思えない。さて、今度も返却しようと思うが、どういう対応になるのだろうか?(きっと私が疑われるんだろうなあ~)メレル、買っちゃダメだあぁ・・・。交換できるなら別のメーカにしようと思うが、普段でも履けるこのデザインは捨てがたい。でも”鉄腕アトム”じゃあるまいし、歩く度に音がするのはとても耐えられない。

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