今日は予定していた白髭岳だ!昨日は高安山でさんざんだったので、かなり期待していた。8時に大和八木駅南のロータリーで待ち合わせ。今日はHIさんの”お洒落な黄色い車”も定刻で到着、幸先がいい。白髭岳の林道を探すのに手間取って、結局登山道入り口に着いたのが9時30頃。バイクが登山道脇に止まっていたので簡単に登山道を見つける事ができた。車を、鎖で閉鎖された駐車場の前に止めようとしたら、たまたま車で通りがかったおじさんに”ここに止めるとヘリポートになっているので文句を言われるからどけた方がいい”との忠告を受けた。どうしようかと迷った末、鎖で閉鎖された駐車場の端に止めることにした。よくよく考えると3連休の中日なので、こんな日に作業をするはずがない。ある意味登山客に対する地元のいやがらせだったのか(?)。いかん、いかん、こんな邪な考えでは。マナーは守らねば。さて、そうこうしているうちに登り始めたのは10時ちょっと前。遅れ気味だ。しばらくは車が通れる林道が続いたが、終点で右側に白髭岳入口の看板。しかしこちらには川があり、いきなり川を渡らなければならなかった。台風のせいか、道がわかりずらくてて手間取った。登山道はいきなり急斜面である。最初は快調に飛ばしていたのだが、さらに道は急になり、どこまでも続いていた。後でわかったのだが、山頂までずっとこの急な登り坂(崖にちかい部分も多数あり)だった。
さて、ここまでは序の口、ここからは台風の影響か地盤が緩んた急斜面をずり落ちそうになりながらひたすら登り続けなければならなかった。以前の薊岳の比ではない。本当に崖と思えるような坂道を延々と登るだけだ。HIさんは昨日のサイクリング(片道40Km!!)で足を痛めているせいか、かなりペースが遅い。私とTYさんは先に登って、途中でHIさんを待つというのを繰り返した。HIさんは仕事もそうだが、休まず着実に登ってくる。さすがだ、基礎体力が違う。
ここから白髭岳を望んだ写真がこれ。ここまでくるのに体力を使い果たし、足が上がらなくなっているのに、あの尖った山に登らなければならないのかと思うと、気力が萎えたが、ここまで来て引き返すわけにはいかないという事で、しばらく休憩した後に白髭岳にむかった。途中、登山道にあったバイクの持ち主と思われるおじさんにあった。”白髭岳までどれぐらいかかりますか?”と尋ねると1時間との事。帰り時間は大丈夫か?と不安になったが、進むのみ。
白髭岳の近くで写した写真がこれ。この時時間は12時45分。あと15分で登れるのだろうかと思いつつ、最後の力を振り絞って崖をよじ登った。見た目にはあと1時間もかかりそうな気がしたが、案外早く15分で登れた。山頂に到着したのは丁度13時だった。到着した時は思わず”やった!”と声が出た。それほどここまで厳しい坂道が続いたからだ。
この山頂から眺めた大普賢岳の写真がこれ。薊岳より大普賢岳が大きく見える(当たり前か)。山頂につくと、風がとても冷たかった。空気が下界とは違うようだ。お腹がペコペコだったので、すぐさまおにぎりにかぶりついた。用意のいいHIさんは、ガスコンロを出し、お湯を沸かしてミニカップラーメンをふるまってくれた。ごちそうさまでした。さて、ここでHKさんと約束していた無線での交信を試みた。51.04MHzで交信することになっていたのでコールしたが一向に応答がない。やっぱり名張は山が邪魔して届かなかったのかもしれない。あきらめて430MHzをワッチすると徳島からJI5GND/5さんがCQを出していた。どうやらコンテストらしい。すかざずコールすると一発でピックアップしてもらえた。お互い59である。ここまで登ると電波もよく届く。おそらくJI5GNDさんも移動なのでかなり高い所に登っているのだろうと思う。交信ありがとうございました。このあとHIさんも免許を取たので、初めてJI5GNDさんと交信をした。初心者ということでHIさんの応答はまだまだだが、JI5GNDさんから丁寧な応答を頂いた。重ね重ねありがとうございました。この後、13時40分に下山開始。登山口にたどりついたのは4時ちょっとすぎ。およそ2時間半で下山することができた。下山した所で、HIさんは眠気覚ましにコーヒーを飲むと言い出した。またガスコンロを出して、コーヒー豆でコーヒーを入れた。おいしかった。さて、お次はおきまりの温泉だが、入之波温泉はもう遅くて入れない。ちょっと遠いが???湯(名前忘れた)に入って疲れを癒した。その後、八木駅前の居酒屋で飲んだのは言うまでもない。今日は本当に一人で登らなくてよかった。一人だったら途中で断念したに違いない。皆さんありがとうございました。さて、また遅くなってしまった。もう寝よう。
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