最近仕事がハードで、週末には精神的にも肉体的にもくたくただ。のんびりと家で休養しようと思っていたのだが、紅葉のシーズンにこの天気では家にじっとしているわけにはいかない。以前図書館で借りた本にあった三重の釈迦ヶ岳が脳裏をかすめた。こうなると行かないわけにはいかない。またしてもかみさんにあきれられながらも9時50分に家を出発した。この朝明ヒュッテ前の駐車場には10時20分に到着した。紅葉で有名なせいか、広い駐車場は既に満杯。丁度1台空いたので、すぐに駐車できた。駐車料金は500円。登山道を親切に説明してもらえたのでよしとしよう。
登山道の入口は駐車場の目の前にある。バス停の横だ。
しばらく登るとこのバンガロー村に出た。案内板にあるように左側の庵座谷登山道から登る。3年程前に右側の中尾根登山道が整備され、こちらの方が歩き易いようだが、庵座ノ滝へいけないのでこちらから登ることにした。
振り返ると御在所岳がみえる。今日は雲が少なく、とても眺めがいい。
林道をそのまま進めばいいと思っていたらこの案内板があった。どうやらここを右に曲がっていよいよ山登り開始である。いきなり川を渡らなければならない。
紅葉にはまだ早いようだが、とても気持ちのいい道だ。
1時間程登るとこの庵座ノ滝に到着。紅葉もきれいだが40mの高さから落ちる滝も圧巻だ。せっかくなので、滝壺まで降りられるようなので行くことにした。
これが滝の真下から見上げた写真。写真では紅葉と滝の素晴らしさはあまり伝わらないが、マイナスイオンのせいかその素晴らしさに仕事の疲れが一気に吹き飛んだ。来てよかった!私にしては珍しい。仕事を頑張ったご褒美か?
これが滝壺の写真。よくみると虹が見える。「夏にここで滝に打たれたらさぞかし気持ちがいいだろう」などと下らない事を考えながらしばらく滝を眺めていた。
滝から落ちる水をズームアップしてみた。ものすごい勢いで水が落ちてきている。写真では伝わらないだろうが・・・(カメラが悪い?、いや腕が悪い?)
さらに登って行くとこのように紅葉が深まってきた。後ろにみえるのは御在所岳である。
次に現れたのがこの三段滝。たいして高くはないが、黄色の紅葉がとてもきれいだった(写真写りは悪いですが・・・)
そして見えてきたのがこの山。釈迦ヶ岳かと思ったが、猫岳である。青空とのコントラストがとてもきれいだ。
紅葉と御在所岳。
またもや猫岳。もう冬といった感じである。
そして、山頂近くになると視界が突然開けた。素晴らしい。
遠くに伊勢湾が見える。いい天気だ。
御在所岳もこのとおりきれいに見渡せる。
急な斜面を登り切ると、この釈迦ヶ岳最高峰に出た。数名の方々がここで休憩して食事をしていたので、ここが山頂と思ったが三角点はここからさらに進んだ所にある。私もここで昼飯とした。
ここからの伊勢湾の眺めがこれ。いい眺めだ。
こちらが御在所岳方面。雲が出てきた。天気はいいが山頂は風が強くて寒い。用意していたフリースを着込み、毛糸の帽子をかぶり、手袋をすることにした。完璧である。
先に進むと、この案内板があった。ここで、釈迦ヶ岳の三角点はこの先にあることを知った。三角点まではここから5分程度だ。
ここが釈迦ヶ岳山頂(1092m)。3時間で山頂に到着できた。前方からツアーの団体客が登ってきた。
三角点の写真がこれ。人が多くなってきたので、すぐに引き替えし、猫岳へ向かった。
下りはこのような尾根をひたすら歩く。見晴がよくてとてもいい気分だ。日頃のストレスが発散される。目の前に見えるのが猫岳だ。
途中見晴がよく、紅葉がきれいだったので写真を写したが、きれいに映らなかった。腕が悪いのか、カメラが悪いのか?それにしてもいい天気だ。
そして、10分ほどでこの猫岳(1058m)。三角点は見当たらなかった。猫岩があったが、これが三名の由来かどうかはわからない。
このように開けた尾根もあった。この風景どこかで見た気がする。御池岳だったか、いずれにしろこの近くの山だった。
40分程歩いて、そろそろ分岐があってもいい頃だと思っていたらこの鳥羽峰峠の分岐に出た。いよいよ下山である。
深い山の中の紅葉もまたきれいだ。
下山ルートは朝明渓谷を通る。このように紅葉まっさかりだ。
駐車場の近くまで降りると、キャンプ場が整備されていた。
駐車場に到着したのは3時頃。今回はとてもいい山登りだった。そういえば新しいモンベルの登山靴を使用したが、前回よりはかなり改善した。下りで多少小指が痛かったが、あと数回履けば足に合うようになるだろう(今度は4Eを買おう)。
最後に、今日歩いたルートがこれ。
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