<1日目(7月1日)>
7月1日~2日で奥穂高岳(3190m)、涸沢岳(3110m)登ってきました。7月1日は梅雨の合間の晴れということだったが、快晴で素晴らしい山登りとなった。朝4時45分頃、新穂高の無料駐車場を出発し、まずは林道を歩く。最初の案内板がこれ。ちょっとだけ林道をショートカット。
途中にある穂高平小屋。営業していないようだ。
ここが奥穂岳岳への登山口だ。6時5分に到着。
隣にあった道標。林道このまま進めば槍ヶ岳だ。
途中このような山が見えてきた。奥穂高岳ではないと思うのだが?
そしてこれが笠ヶ岳、すっきり晴れていい天気だ。
沢を渡って、この階段を登ると鎖場となる。ここに到着したのは丁度7時だった。
途中にあった道標。
丁度8時にこの荷継沢に到着。ここからが岩だらけの沢登りだ。
こんな岩だらけの急斜面を登って行く。いつもならなんとか見つけられるマークもどこにあるやら・・・。とにかくこれを登れば穂高岳山荘だ。
11時12分、岩と砂の急斜面と格闘し、やっと穂高岳山荘が見えてきた。あと少しだがなかなか近づかない。
”あと少し、頑張れ”、と気合をいれるが足が上がらない。
11時30分、道に迷いながらも、やっと穂高岳山荘に到着。それにしてもこの沢を登るのに予定以上の時間がかかった。
穂高岳山荘の前は奥穂高岳への登山道だ。まだ雪が残っている。小屋の従業員の方々が楽しそうに食事をとっていたが、私は昼にはちょっと早いので奥穂高岳へ向かうこととした。
奥穂高岳への登りはいきなり鎖とはしごで、これから先どうなるのか不安だったが、ここだけだった。途中から穂高岳山荘と涸沢岳を眺めた写真。山小屋の屋根には布団が干されている。
途中に咲いていた花。
ヘリがこの近辺を飛んでいた。事故ではなさそうだ。
目の前に見えてきたのがジャンダルムだ、すごい絶壁だ。
あれが奥穂高岳山頂だ。
山頂に到着したのは12時42分。駐車場からここまで来るのに8時間かかった。相当疲れたのだが、この景色を見たら疲れが一気に吹き飛んだ。目の前に見えるのがジャンダルム、結構薄い岩のようだ。
山頂の神社。
左側の山頂には小さなお地蔵様が置かれていた。時間があれば中央に見える前穂高岳に登りたかった。ここで昼飯にお湯をわかしてカップラーメンを食べようとしたら箸がない!そういえば穂高岳山荘に重い荷物と一緒に置いてきてしまった。どやって食べたかはご想像にお任せします。
お地蔵さんのある山頂から眺めた奥穂高岳。遠くに笠ヶ岳が見える。絶景だ。
左側から涸沢岳、槍ヶ岳、北穂高岳が見える。
涸沢ヒュッテとカール。素晴らしい。
次に向かったのは涸沢岳。一旦穂高岳山荘に戻りそこから20分程で登れるようだ。ここに着いたのは14時40分。あとは山荘に戻るだけなのでここで40分程絶景を堪能した。ここからの穂高岳の眺めも素晴らしい。
北穂高岳。時間があれば登りたかった(こればっかり)。
山頂にあった黄色い花。
山頂にあった白い花
これが1日目のルート。梅雨の合間だったが最高の天気に恵まれた。
<2日目(7月2日)>
昨日の天気とうってかわって、朝から雨。ガスがかかっていて景色も見えない。もともと下山予定だったが、5時の朝食が終わって5時40分頃下山。ガスのせいでただでさえわからない登山道がわかるか不安だったが、山頂付近はなんとかみつける事ができたが後半全くわからず、この荷継沢の道標を発見して一安心。これで無事に下山できる。
これが荷継小屋跡。随分小さい。
まだ雪が残る滝。ユリがきれいだ。
ここが林道から登山道へ入る入り口。9時10分到着。3時間40分程でここまで来た。ちなみにこの車は山小屋関係の人の車のようだ。
10 時20分、ロープウエイ近くの登山道入り口に到着。
10時40分、駐車場に到着。丁度5時間で下山できた。天気は少しずつ良くなっているようだ。
このまま帰ろうかと思ったのだが、山小屋で相部屋だった方がこの無料駐車場の対岸にある深山荘の露天風呂がよかったと言っていたのを思い出した。早速この橋を渡って行くと右側に3段の露天風呂があった。日帰りで500円。源泉かけ流しで川が目の前にあって景色が素晴らしい。釣りをしている人もいた。ここには何度かきているが、こんな素晴らしい日帰り温泉があるとは思わなかった。体も気分もすっきりして帰ることができた。最高の山登りでした。
これが2日目のルート。天気が悪かったので下りを急いで5時間でたどり着けた。
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