2012年8月4日土曜日

竜ヶ岳(1099.6m)登りました





P1080449 8月に入った。ここ数日快晴続きで、今日もとても天気が良かった。平日は仕事で疲れ切っていてとても山登りどころでではなかったのだが、この天気では行かないわけにはいかない。仕事のストレス発散もかねて、三重の竜ヶ岳(1099.6m)に登る事にした。行こうかどうか迷っていたので、駐車場に到着したのが10時40分。かなり遅い出発だ。この宇賀渓に入る前の小さな無料駐車場に車を止めた。キャンプ場の受付があったが、無視して行こうとしたら声をかけられ、登山届を出してくださいといわれた。それもそうだと思い、届を記入していたら、昨日から帰らない60代の登山者を捜索をしているとの事。”何かみつけたら連絡します”と言って立ち去ろうとしたら今度は環境協力金200円下さいと言われた。ちょっと腑に落ちないがまあよかろうという事で、200円払った。200円の代わりなのか地図をもらった。実はこの地図、後で結構役に立った。もらっておいて損はない。

P1080452 宇賀渓はキャンプ場があるので、バーベキューをしながら川で遊んでいる方々が大勢いた。気持ち良さそうである。

P1080454 しばらく車道を登ると岩に穴を空けた名古屋大学理学部の地震観測施設があった。

P1080455さらに進むとこの遠足尾根コースの登山口があった。私のガイドブックには載っていないコースだ。こちらに行こうか迷ったが、先に進む事にした。後からわかったのだが、距離は長いがこのコースの方が楽に登れるようである。しかも山頂では気持ちいのいい尾根を歩く事ができる。

P1080456 これが裏道登山道だ。ガイドブックではホタガ谷コースとあって、ここでいいのか大分迷った。標識はそれなりに整備されているのに、判断に迷う表示ばかりだ。

P1080458 最初に現れた38番の標識。もらった地図に番号が記載されているのでわかり易い。

P1080459 ここが36番の分岐点。地図とこの案内があるので迷う事はない。

P1080462 途中このような小さな滝もあった。

P1080463そしてこの橋。滑りそうでちょっと怖かった。

P1080464 しばらく沢沿いに進んだが、いよいよ竜ヶ岳へ登るコースとなった。”ちょっと険しすぎるなぁ~”と思っていたら、道を間違えたようだ。途中から眺めた三重方面の写真がこれ。引き返そうと迷いつつも、獣道を登り、なんとか登山道をみつけた。どうやら登山道の手前で登ってしまったようだ。

P1080465 迷いながら山頂方面を眺めた写真。道がない・・・

P1080466 登山道へ戻ると、深い笹の中であった。道を間違えたせいで、大分体力を消耗してしまった。山頂まであとわずかなのだが、足があがらない。

P1080467やっとの思いで出た尾根がここ。遠足尾根がとても気持ちよさそうだ。

P1080472 これが目指す竜ヶ岳だ。目の前なのだが、最後の登りでまたしても足があがらなくなった。

P1080471 途中、捜索のヘリが何回も上空を通り過ぎた。そして、捜索をしている方々にもお会いした。”**さんですか?”と聞かれたが、”違います”と答え、途中で遭難された方を見かける事はなかったと伝えた。遭難された方の無事を祈るばかりである。

P1080474 これが山頂の三角点だ。山頂はかなり広く360°の大パノラマだ。こんなに天気がいいのは最近では珍しい。

P1080476 こちらは、釈迦ヶ岳、御在所岳方面だ。山頂に到着したのは13:30、ここで昼飯にカップラーメンを食べ、コヒーを飲んだ。コーヒーがとても美味しかった。気持ち良い風が吹き、景色も最高であった。時間がないのですぐに下山する事とした。

P1080480 このように、景色を楽しんでいる親子がいた。ほほえましい。

P1080481下山はこの中道登山道から下る事にした。最初はこのようにとても気持ちのいい道なのだが、すぐに急坂の連続となる。私としてはこの道は下りでもあまりお勧めできない。

P1080484 このように砂防ダムの脇を降りるのだが、高さがあってとても怖い。実は急な下りでヘトヘトになっていたのだが、川の水に手を入れるととても冷たくて気持ちが良かった。タオルに水を浸し頭から水を被ると生き返ったように元気が出た(熱中症にならなくてよかった)。川の水がこれほど気持ちがいいとは思わなかった。

P1080486 これが五階滝の一番上。期待した程ではなかった。

P1080489 これが最後の吊り橋。川では親子が水遊びをしていた。気持ち良さそうである。 キャンプ場で炭酸ジュースを買って一気に飲み干したが、とても美味しかった。駐車場にたどりついたのは4時。5時間30分もかかった事になる。今回はちょっとハードだった。後で知ったのだが、石ぐれ峠から登ればもっと楽だったようだ。次回はこちらから登ろう(しばらくは登らないと思うが・・・)

Photo 最後に今回のルートがこれ。道に迷っている部分があるので参考にしないで下さい(時間も1時間違ってます・・・)

0 件のコメント:

コメントを投稿