<1日目>
10月の3連休、8日~9日で塩見岳に登ってきました。恐らくこれが今年最後の100名山。家を7時30に出発して、この鳥倉林道ゲートの駐車場に到着したのが丁度12時。下道だけできたのでちょっと時間がかかった。今回はわけあって車は新型のプリウスだ。急な坂道のわりには26km/lの表示でカタログ値には遠く及ばないものの申し分のない燃費だ。
12時36鳥倉登山口に到着。ここまではシーズンならばバスが来るだけあって道はきれいに整備されていた。
林道脇の案内板。
三伏峠小屋までこれを目標に登って行く(雨なので、他に写すものがなかった)。
これが入り口付近の登山道。
2番目の標識。
3番目の標識。1区間およそ20分ほどだ。
ここから尾根に沿って登って行く。三伏峠小屋まであと2時間かかるようだ。
4番目。
5番目。2時10分に到着。登山口からおよそ1時間40分だ。
6番目。
途中唯一の水場、ほとけの清水だ。ここで少しだけ水を補給。
7番目。
8番目。
9番目。雨がひどくなってきた。
あと少しで三伏峠小屋だ。この峠は日本一高いということだ。小屋までで200歩とあるが、私の足では220歩ほどあった。
あと少しだ。
16時13分、三伏峠到着。
これが三伏峠小屋入り口。
そしてここから塩見岳に向かう。明日はこの道を往復する。わかってはいたが今日一日雨で全く視界なし。風がなかったので問題はなかったが、天気予報では明日も雨のようだ。
三伏峠小屋は営業していないかと思って冬季小屋で泊まろうと考えていたのだがどうやらこの3連休は営業しているようだ。重い寝袋をかついで上がってきたが、結局ここで宿泊。雨のせいか20名ほどしか宿泊客はいなかった。私はこの広い部屋を、団体の5名と私6人で使った。疲れたのでコーヒーを沸かして飲んだ。夕飯は4時30と早く、なんとか私の分も用意してもらった。
これが一日目のルート。
<2日目>
夜中、雨と風がひどかった。結局朝になっても土砂降りだった。今日塩見岳に登って帰るとなると、朝5時に出発しないと帰りは18時を過ぎそうだった。仕方なく土砂降りの中、5時10分に小屋を出発。15分程でこの三伏山(2615m)に到着。ひどい雨で、登山道が川になっていた。
これが三伏山の三角点。
6時7分、本谷山に到着。これは分岐の標識。
本谷山(2658m)。ここから一旦下る。
7時20分、分岐の標識。塩見小屋まであと少しだ。
7時33分、塩見小屋到着。ナナカマドの実が美しい。ここは既に秋まっさかりだ。
塩見小屋入り口。予約者だけしか泊まれないとあって、小さな小屋だ。ちょっとだけ中をのぞいたが、三伏峠小屋と違って中は暖房が入っていた。外観は小ぎれい山小屋だ。
8時49分、塩見岳西峰山頂到着!これが三角点。
8時54分塩見岳東峰(3052m)到着。ここは周りに岩があって風をよけることができた。とはいえ雨と風がひどいので直ぐに下山開始。本当ならここからの景色は素晴らしいだろうに・・・
山小屋近くまで下ると天気が晴れてきた(いつものことだが・・・)。塩見小屋が見える。
くもが少しづ晴れてきて、遠くの山々が見えてきた。
雨で気づかなかったが、本当はこんな絶景だった。
9時52分、塩見小屋に戻って来た。ナナカマドが美しい。
塩見小屋から見える塩見岳。さっきまであの山頂にいたのか。どうりで厳しい登りだったわけだ。
別の位置からみた塩見岳。
天気が良くなるにつれて、絶景が望めるようになってきた。登りは悲惨だったが、下りは最高の眺めだった。
ナナカマドの実が秋を感じさせる(こればっかり・・・)。
塩見岳。ここからは登ったコースが見える。
よくみると、チョコンと富士山が見えていた。晴れているとこれほど素晴らしい眺めなのか。
のぞき岩。雨が降っている時は全く景色が見えなかったのであきらめたが、帰りは絶景が見渡せた。
目の前の山。
遠くに見えるのは中央アルプスと北アルプスだろうか?
三伏山からみた塩見岳。こう見るとけっこう険しい。
そしてこれから戻る三伏峠小屋が目の前に見える。一旦下ってまたあそこまで登らなければならない。
13時14分、三伏峠小屋に戻ってきた。朝5時10分に出発したので往復でちょうど8時間かかった。アップダウンが多く、雨と風のせいでかなり疲れた。小屋でデポしておいた寝袋をリュックに詰め込んで下山開始。
よくみると遠くに雪を被った山が見えた。甲斐駒ケ岳だろうか?
登りでは全く気付かなかったが、南アルプスらしい苔むした景色にいやされる。
途中登山道をふさいでいた倒木。こんな大きな木でもいつかは折れて倒れてしまう。
15時22分、登山道入り口に到着。自転車が3第並んでいる。今回は雨でどうなることかと思ったが、下りの絶景に大満足だった。
これが2日目のルート。
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