10月10日、3連休の始まりということで今年最後の100名山として笠ヶ岳(2897.5m)に登ってきました。前日家を出て、新穂高にある無料駐車場に着いたにが2時頃、ここで5時まで仮眠をとって出発しようと思ったのだが寝付けない。そこで、まだ暗い4時に出発。この笠新道の入り口に到着したのが5時15分。ヘッドライトを照らしながら一人でここまで来たのだが、後ろからもう一人来た。こんなに早くから登るのは私だけか思ったがそうではないらしい。ここまでの道中では北斗七星が真っすぐに上を向いていたのが印象的だった。
笠新道は石がゴロゴロした、急な上り坂が延々と杓子平まで続く。薄暗いが、紅葉がきれいだ。
少しずつ穂高が見えてきた。
6時7分、まだ1700mだ。
朝霧でかすんでいる。
ご来光ではないが、穂高方面から日が昇ってきた。
穂高方面。雲はあるが、山々は見渡せるいい天気だ。
こんな道が延々と続く。
この岩を超えると杓子平だ。8時27分、ここまで3時間12分程かかっている。どこまで行っても登りだ。
そして8時41分、杓子平に出た。目の前にドーンと笠ヶ岳が見える。素晴らしい眺めだ。
まずはこの抜戸岳を越えなければいけない。またまた登りだ。
杓子平の分岐。杓子平を横切って行く。
笠ヶ岳はまだまだ先だ。赤い実が秋を感じさせる(相変わらず植物の名前には疎い)
槍はここから見るとずいぶん小さい。
穂高方面。以前登った焼岳、西穂独標が見える。懐かしい。
そして、抜戸岳を超えると笠ヶ岳までこの稜線を歩いてゆく。ここは360°名峰が見渡せる素晴らしい景色であった。ここに到着したのが10時28分、登山口から5時間13分程かかっている。
杓子平のカール。
途中かなり省略するが、笠ヶ岳山頂近くのハイマツに着いた樹氷。日陰で溶けないのだろう。
樹氷をズームアップ。かなり成長している。
12時11分笠ヶ岳山頂到着。登山口から7時間程かかった。ここでおにぎりを2個食べて、山荘に行こうと思ったが、この時間であれば6時までには下山出来そうと浅はかな考えでそのまま下山することにした
山頂からの槍、穂高の眺め。すっきりと晴れてはいないが山はきれいに見渡すことができた。
乗鞍方面。御岳、焼岳から煙が上がっているのが見えた。
こちらにも山並みは見えるが、どこの山だろう?
下山途中、抜戸山の山頂が近いので行くことにした(ここが山頂なのかよくわからないが)。
次第に日が暮れてきたが、山はすっかり秋だ。
昼間だったっらもっと紅葉がきれいに見えただろう。
下りは楽だろうと思ったのが大間違い、疲れ切った体で急な坂を延々と下らなければならない。笠新道の入り口に到着したのが丁度17:00。まだ日は暮れていなかったので良かったが、ここまで来るのに後悔ばかり、いくら下っても入り口に辿りつかない無限に続く坂道に思えた。結局駐車場には18:20分頃に到着。無事に帰れてよかった!!もう二度と日帰りはしないと心に誓った。
最後に、本日の登山ルートがこれ。笠新道、下りでもかなり厳しい。
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