いつの間にか2月も半ば。しかもバンクーバーオリンピックが開幕した。先週は雨だったので山登りはあきらめていたが、今日は快晴、山登り日和だ。以前から決めていた西尾にある茶臼山(291.0m)と万灯山(145.9m)に登ることにした。家からは15km程度の所で、それほど遠くない(最近西尾方面に出掛けることが多くなったなあ)。まずは茶臼山に登る事に決めた。カーナビで無の里の駐車場近辺をセットし、なんとか迷うことなく10時に到着。
ここから少し登ると、今はやっていないが比較的立派な茶屋があり、ここを通り過ぎて少し行くと左側に小さな橋があった。この橋を渡った先はキャンプ場のようだが、よく見ると奥に登山口の看板がある。
そういえばガイドブックに見落とさないようにとあった。ここに違いないと確信し、ここから登った。ところがこの道、あまり踏まれていなくて、比較的急な上り坂であった。最近山らしい山を登っていなかったので、なんだかわくわくしてきた。
この道は滝に続いていると思われる川沿いにあったので、迷うことはなかった。後から分かったのだが、実はこの道ガイドブックとは別の道だった。ガイドブックでは橋をわたらずそのままコンクリートの道を真っ直ぐ登って平原の滝に出て、そこにある薬師堂のわきを抜ける道だったらしい。そんなこととは知らず登って行くと、二人の登山者にあった。地元の人らしく、かなり話がはずんでいるようだった。彼らを追い越して少しすすむと尾根に出た。ここで道が二つに分かれていた、ガイドブックでは左側のように思えるのだが何も案内がない。どうしようかと迷っていたら、先程のお二人が現れたので道を尋ねると、こちらですよと右側の道を教えてくれた。彼らも茶臼山に行くということで半信半疑ながらもついていった。尾根なので、殆ど平、道もふかふかしていてとても気持ちがいい。しばらくなだらかな下りだったので不安になったが、最後の登りを登りきるとそこが茶臼山(291m)の山頂だった。よかった!あやうく道を間違える所であった。
山頂の写真がこれ。ちゃんと三角点がある。後ろの看板は最近できたらしい。山頂には既に二人のご夫婦がおり、我々3人も加わったので総勢5人のにぎやかな山頂となった。どうやらこの山は地元の方には有名らしく、何回も登っている方が多いようだ。私は口下手なので相槌をうつばかりだったが、地元の方々はこの近辺の山の話題で大いに盛り上がっていた。茶臼山には色々ルートがあるようで、皆さん色々なルートで登っているらしい。山頂はそこそこ広く、そこそこ見晴らしがいい(何故見晴らしがいいかは地元の方の会話から理解できた)。
ちなみに、以前登った八ツ面山の写真がこれ。木が邪魔してあまりよく見えないが、今日は晴れているので見晴らしいはすこぶるいい。さて、次は第2の目的地万灯山だ。慌てて降りていったら、後をついて登ったせいか道がわからなくなってしまった。立ち止まっていると先程の夫婦の方が降りてきて、こちらですよと案内してくれた。またもや後をついて降りる事になってしまった。安心して後をついていくとどうも様子がおかしい。やけに急な下り坂だ。この道を登った覚えはない。どうやら彼らも道を間違えたようだ。といっても地元の方々なので、駐車場にたどり着けるのはわかっていたようで安心した。
急坂を下り終えるとなんとこの薬師寺が見え、滝があるではないか!そう、この道がガイドブックにあった登山道だ。よかった!ガイドブックの道を進んだら、こんなに急な坂を登らなければならなかったのかとほっとした気持ちだった。
平原の滝の写真がこれ。逆光なので、かなり写りが悪いのはご容赦下さい。ここ数日雨だったというのに、それほど水量は多くない。雰囲気はそれなりにあるのでよしとしよう。先程の夫婦とはここでお別れとなったが、せっかくなら展望台に行った方がいいと強く勧められた。ここからなら10分位でいけるのではといわれ、ついついその気になってしまった。結局ここからまた茶臼山に向かって登るはめになった。道はしっかりしていて登りやすいが、同じ山に続けて2回となるとなんだか突然元気がなくなった。展望台は茶臼山より低く、ちょっと離れた所にあった。
また、先程登った茶臼山の写真がこれ。一番高いのが茶臼山だ。予定外の展望台だったが、勧められただけあった、とても景色が良かったので満足である。さて、次に目指すはは万灯山。カーナビで長円寺をセットし、いざ出発。長円寺の駐車場に到着した。
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