ボーナスでリュックとハイドレーションシステムなる水筒(水を入れる袋)を購入したのだがなかなか使う機会がなかった。夏休み直前なので近場の山へ出掛けて使い心地を試そうとも思ったのだが、低い山は暑いし、大袈裟なリュックを背負って出掛ける気にならなかった。あれこれ悩んでいると、家族で出かけるつもりだった御在所岳がよさそうに思えてきた(結局鳳来寺山になってしまったのだが・・・)。以前鎌ヶ岳に登ったことがあるので駐車場の様子もわかっているし、なにより高速を使えば家から1時間そこそこで行けて、標高は1210mなので山頂は涼しいに違いない。ということで御在所岳に登ることにした。家を8時ちょと過ぎに出て駐車場についたのは9時20分頃。
駐車場は相変わらず混雑していたが、今回も運よく止めることができた。その写真がこれ。
ここから崖崩れで通行止めとなっている鎖を超えてしばらく進むとこの中登山道口の看板を発見(映りが悪くて申し訳ない)。ここからいきなり急な坂道となり、これが山頂まで続く。
途中このように道の悪い箇所がいくつかあった(ロープがあるのでそれほど困らないが・・・)。ここはまだ岩場ではないが、これから先は大きな石が多く、岩場が続いた。
しばらく進むと有名な負ばれ岩があった。こんなにきれいな長方形の岩が2個、このように重なっているのは不思議だ。
帰りにこの岩を通り過ぎようとしたら、岩の間の間に入れるだけの隙間がある事に気づいた。せっかくなので中に入って見上げた写真がこれ。接触点はほんのわずかだ。倒れてきたら間違いなくペシャンコだ。
さて、ここから少し登った所で視界が開け、これから登る御在所岳の山頂が見えた。ロープウエイが真っ直ぐ山頂まで伸びている。右側の尾根をこれから登って行く。
また、ここから鎌ヶ岳が目の前に見えている。以前鎌ヶ岳に上った時は御在所岳ばかりが見えたが、今度はその逆だ。
さらに登ると今度は地蔵岩があった。なぜ地蔵なのかよくわからないが・・・。
別の角度からみるとこのようにとても不安定な状態でてっぺんに四角い岩が載っている。なぜこうなったのか不思議だ。
ここが登山道を登り切ったところ。右側の看板のすぐ脇からここに出る。ここから山頂まではアスファルトの立派な道が続く。
富士見岩展望台の岩の上に安置されていた石仏(?)がこれ。写真ではなんだかわかりにくいがかなり古そうに思える。富士見岩というぐらいだから晴れていれば富士山が見えるのだろうが、今日はかすんであまり遠くは見えない。残念である。ここからはロープウエイで登ってきた一般のお客が沢山いた。当然道はアスファルトで歩き易い。なんだか突然別世界に迷い込んでしまった気分だ。
ロープウエイ終点近くの朝陽台広場から眺めた山頂の写真がこれ。スキー場があるので山頂までリフトが整備されている。私のような登山客はなんだか場違いのように思えてきた。
山頂へはいったん下ってアゼリアというこのレストランの前を通り過ぎる。スキー場なのでこのように立派なレストランがあっても不思議はないのだが、ゼーゼー言いながら登ってきた私としては戸惑いを隠せなかった。
山頂の写真がこれ。一等三角点(1211.95m)とある。さすがに立派な三角点だ。さて、ここでおにぎりを2個食べて、水筒の冷えたポカリスエットを飲み干した。今日はとても暑かったのものすごくおいしかった。せっかくなので山頂周辺に色々あるようなので行ってみることにした。
これが望湖台だ。琵琶湖でも見えるのか?と思ったらそうではなさそうだ。いったい湖って何???
ここから眺めた鎌ヶ岳の写真がこれ。右奥に御嶽神社が見える。手前になにかあるようなので行ってみた。
最近整備されたようで、あまり有難くはなさそうだ。
次に向かったのがこの御嶽神社。
明治17年に木曽の御嶽神社より分霊されたようだ。
さて、後は下るのみ。
先ほどの富士見岩展望台を別な角度から見たのがこの写真。
そして、帰りに登った岩の写真がこれ。来るときはここを降りたのだが、改めてみるとよく下ったものだ。そういえばレポートし忘れたが、リュックは背中と隙間が空いているので汗が滲みこまず快適であった(背中に汗をかくのはどうしようもなかったが・・・)。そして全く期待していなかったハイドレーションシステムだが、これがとても役に立った。歩きながらリュックを降ろすことなくチューチューと水分補給。この暑さでもほとんど喉の渇きを感じる事なく登りきる事ができた。おまけに2L入るのでかなり水分補給できた(といっても下りの6合目で飲み干してしまったが・・・)。これから新しいリュック(Deuter futura Pro42)と水筒(Platypus)でより快適な登山ができそうだ。
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