2021年11月5日~6日で黒法師岳に登ってきました。久しぶりに天気の良い日に休みがとれたのはラッキーだったが、下山直前で転んで左足を骨折してしまったのは残念だった。半年は山登りにいけそうもない。自業自得だが、ガッカリ・・・。 |
バラ谷の頭。今回は誰にも出会わなかった。ここで私一人でテン泊。独り占めの山頂でした。夜には鹿らしき鳴き声が聞こえていました。 |
1日目(2021年11月6日)
7時10分、戸中川林道ゲート手前のバリケード前にあるこの駐車場に駐車。今回は林道歩きが長いので自転車を準備。登りでは全く使えず後悔していたが、帰りに絶大な威力を発揮。これがなかったら左足を骨折した状態では帰れなかった。これはすごくラッキーだった。 |
ゲート手前のバリケード。ここからゲートまでは自転車で楽々だった。 |
紅葉が大分進んでいる。 |
いくつか滝があった。 |
日が登り、青空が見えてきた。 |
滝 |
ここが登山口か?と思ったが、使われていない林道のようだ。あぶない、あぶない。この先シブロク沢登山口があり、ここに自転車をデポして先へ進んだ。後から思えば、これが素晴らしい判断だった。 |
黒法師岳登山口。やっと登山開始だ。 |
ここが登山道。ザレた、細くて急な登山道を登る。 |
尾根にでると、ここは何故だか竹藪と思われるぐらい、細い広葉樹が密生していた。何故だろう? |
紅葉がきれい。 |
六呂場山か? |
ヤレヤレ平到着。南アルプスはどこを歩いても険しい。 |
紅葉がきれいだ。(こればかり・・・) |
ここから市川さんが引き返した??? 面白い名前だ。 |
落ち葉の絨毯。 |
笹が出てきた。見た目はいいが、このあと笹が大嫌いになった・・・。 |
いい眺めだ。池口岳、光岳方面だと思うが? |
鎌崩の頭? かなり崩れている。 |
ここは弁当より、人間が転がってしまいそうだった。 |
右が丸盆岳? |
やっと等高尾根が終わった。疲れた~!! |
黒法師岳と丸盆岳の分岐。丸盆岳に行きたい衝動にかられたが、時間的に無理なのであきらめた。 |
目指す黒法師岳。最後も急登になりそうだ。 |
笹薮を歩く。この程度なら道がはっきりしていて問題ないのだが、この後の笹薮が大変だった。笹薮大嫌いだ~! |
いい眺めだ! |
木が立ち枯れている。 |
こちらはテン泊予定のバラ谷の頭。 |
黒法師岳の分岐から登ってきた登山道を振り返る。いや~いい景色だ。 |
途中の分岐案内。 |
13時40分、黒法師岳到着。2067mだが、上の横棒が削れて1本ない。これでは1067m。確かに笹薮だらけで、テント数張り程度のスペースしかない。 |
写真ではわかりずらいが、有名なXマークの三角点にタッチ。笹薮の中でどこにあるのかしばらく探した。 |
さて、次に目指すはあのバラ谷の頭。しかし背丈ほどある笹薮には閉口した。 |
途中池塘のような沼発見。鹿なのかイノシシなのか足跡が一杯。 |
この地層の曲がりもすごい。左側に小さな赤い旗を発見。この左下が水場のようだ。すでにかなりの水を消費していたのと、夕飯用の水を補給するために下った。(かなりの下りで、疲れはてた私にはかなりつらかった) |
水場ではこのように十分な水が湧いていた。 |
”山に生きる会”には大分助けられている。 |
水は十分補給できたが、これを登り返すのには心が萎えた。 |
バラ谷の頭までは笹藪で、黒法師の下りは登山道なのか獣道なのか、かなり迷ってしまった。笹薮大嫌いになった。 |
16時6分、バラ谷の頭到着。誰もいない。 |
霧が出てきた。 |
私一人のテン泊。山頂独り占めだ!この日は風もなく、雨も降らずで最高のコンディションでした。 |
夕暮れ。幻想的だ。この日はビールを飲んで、カップラーメン、即席みそ汁、サラダチキンを食べて満腹。7時には寝袋にもぐりこんだ。夜中にときおり鹿と思われる鳴き声がきこえ、テントの前に足音が聞こえた。それと、夜中にトイレにおきると満天の星空。オリオン、天の川、きれいだった。 |
これが登りのルート |
2日目(2021年11月6日)
朝飯は、昨夜お米にに100金のとりレバー缶をいれて水にひたしておいたごはんを炊飯。まずまずの出来でした。(間違えてとりレバー缶を買ったのが失敗)。みそ汁がなかったので鮭ぞうすいを食べ、最後にお決まりのコーヒーを飲んだ。 |
外は朝焼け。 |
今日は雲が多そうだ。 |
テントを撤収。 |
こちらも笹薮。一部道がわかりにくかった。 |
戸中山ゲートへの分岐。 |
尾根伝いに下っていけばよい。ピンクのテープがしっかりとあって、道に迷うことはなかった。有難い。 |
途中に2ヶ所ほどこのような小屋がった。林業の方が使ったのだろうか? |
木は良く手入れされていて、間伐材が苔むして朽ち果てている。 |
苔むした岩が美しい |
石垣が段々畑のようになっている。どうやら昔ワサビを育てていたよに思われる。 |
それがこのわさび小屋の看板。ここから少し下った時に、苔むした木の上に足を滑らせて転んでしまった。転んだ瞬間”ボキ”といやな音がした。捻挫のような痛みでそれはどひどくなかったのだが骨折していた。ここからのあとわずかな下りがつらかった。 |
シブロク歩道入り口の到着。助かった!! |
自転車をここにデポしておいて本当に良かった!!。これがなかったらこの先歩いては帰れなかった。 |
自転車で下っている最中い写した紅葉。 |
これが下りのルート |
何時も記事を読まして貰っています。骨折大変でしたね、幸いにも下山口近くで車まで移動用の自転車と幸運にも付いていました、僕も何年か前にテントを担いで山に登りテンバ近くで滑って膝をひねって、夜寝るころから痛くなり夜じゅう濡れたタオルで冷やしながら一睡もしなくあくる日、脚を引き釣りながら下山したことがありました。僕も後期高齢者になっていますから人には迷惑を掛けないように、登山では2本ストックを使い特に下山時には手袋と2本のストックで慎重に降ります。怪我がなく何よりでした。後は完治まで足腰の筋肉を落とさないようにリハビリと運動頑張って下さい。
返信削除コメントありがとうございます。こちらに移動後もブログも見ていて下さっていたんですね。今まで軽い怪我をしたことはあったんですが、骨折は人生で初めてでした。私も来年から定年となり、気を付けて登らないとダメですね。今回はそれほど大変な山ではないとみくびっていたのがいけなかったのでしょうね。どんな山でも危険はありますからね。お互いケガすることなく、元気に楽しく山登り続けましょう!!
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