今週は大人しくしていようと思ったのだが、休みにしては珍しく快晴で、夏が戻ってきたような暑さである。かみさんに、”今日は行かないの?”と聞かれると家に閉じこもっている気になれなくなってきた。早速ガイドブックを眺めると、近くで行っていない山、物見山が気になった。低い山なので今まであまり行きたいとは思わなかったのだが、よくよく見るとここは海上の森である。駐車場もあるようなので出掛ける事にした。
今日歩いたコースがこれ。あいち海上の森センターの駐車場(無料)に車を止めた。本当は海上の森北側の駐車場に止めようと思っていたのだが、向かう途中にあったので、ここに止める事にした(相変わらず計画性がない)。
駐車場の写真がこれ。広い駐車場であるが、殆ど車は止まっていなかった。
あいち海上の森センターの写真がこれ。立派な建物である。
ここから物見山を目指すのだが、センター横の階段が気になった。物見台へいけるようである(これが間違いのもと)。もしかするとここから物見山へいけるかもしれないと考えて、方向は逆だが行く事にした。
案内板の写真がこれ。これをよく見ておけば、こちらへは行かなかったのだが、注意が足りない。
このような道を登って行く。
しばらくするとこの窯の歴史館に到着した。どうやら昔はここに窯があったようだ。中には誰でも入れるようになっていて、当然無料。休憩するにはもってこいの場所である。
歴史館の中央にはガラス張りで窯の跡が展示されていた。
さらに進むと今度はこの奇妙な建物があった。繭をモチーフにしたらしい。
ここからしばらく歩くと、この物見展望台が突然現れた。木を組み合わせて建てられているようだ。
早速登ると、展望台の頂上はこのようになっていた。鳥がぶつかるのを避けるため、鷹の写真が張られていた。こちらは恐らく猿投山方面。
展望台から瀬戸デジタルタワーを眺めた写真がこれ。中央右側がデジタルタワーだ。ここから地上波デジタルの電波が送られているわけだ。
こちらは、愛知工業大学が目の前に見える。なかなか立派な大学だ。
さて、ここから”いざ物見山!”、と、思ったらこの先には道がなかった。結局引き返すしかなかった。つくづく計画性の無さにあきれた。駐車場まで戻り、通りかかった職員の方に尋ねるとやはり方向が逆だった。
橋を渡って、右側の林道に入るようだ。林道からあいち海上の森センターを写した写真がこれ。
この林道を進む。
しばらく進むと、この案内板があり、登山開始だ。
尾根に出るとこの案内板があり、物見山も記載されていた。この道で間違いない。安心して先へ進んだ。
途中迷う部分もあったが、この林道に出た。この案内板のように林道を進めば物見山へ行けるのだろうと思ったのが甘かった。
実はこの林道を横切って登山道へ進まなければならなかったのだが、そのまま林道を進んでしまった。この目印があるのは後で気づいた(本当にわかりにくいので注意が必要)。やはり、マイナーな道を選んではいけなかった。
間違いに気づいたのはこのため池を見つけたからだ。どうやら海上の里近くまで来てしまったようだ。
ため池の説明がこれ。ため池を再生しようとしているようだが、水が少ないせいかちょと独特のにおいが漂っていた。
慌てて引き返すと、この道標をみつけた。先程は見逃していたが、途中で交差していた林道を曲がればよかったらしい。ここを進もうかと思っていたらおばさんが山ガール姿で林道を歩いて来るのが見えた。物見山の道を尋ねたら、この道でもいいが、私の来た道を引き返すと登山道があると教えてくれた。そう、先ほどのわかりにくい登山道を登るのだ。
林道から登山道への入口はこのように深く削られていて、林道からは見えにくかったわけだ。
途中、このように高さ30㎝程ある大きなキノコが2本生えていた。きっと毒キノコに違いない(?)。
そして、ここが物見山(327m)山頂である。残念ながら三角点はない。
山頂からは瀬戸方面の視界が開けていた。真ん中あたりにデジタルタワーが見える。今日は久しぶりに天気に恵まれた山登りだ。早速お湯をわかしていると、先ほどのおばさんが別の道から登って来た。カップラーメンを食べ、コヒーを飲んでいたら話しかけられて、それからしばらく山談義が始まった。足を痛めて、リハビリとして登っているらしいが、私とそれほど時間差がなかったので結構な健脚だ。物見山へは海上の森センターの駐車場ではなく、北側にある駐車場から来るのが一般的で、見どころも多いらしい。秋が深まったら、家族でハイキングにでも来ようと思う。私としては珍しく山頂で長居してしまった。”お気をつけて”と別れを告げ、下山した。
帰り道にあった池の写真がこれ。大きなカエルがポチャ、ポチャと私が通りすぎるたびに池に飛び込んでいた。物見山は全く期待していなかったが、海上の森の素晴らしさもあってか、とてもいい山だった。道を間違えさえしなければ・・・
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