5月3日、天気予報ではあまり天気がよくないとのことだったが、とりあえず行けるところまでということで、この西大巓まで登ってきました。 |
グランデコの駐車場に車と止めて、5時40分に出発。この時はまだ雨は降っていなかった。 |
広い駐車場だが誰もいない。 |
当然だがまだリフトは動いていない。 |
スキー場の案内板 |
林道から眺めたグランデコロープウエイ乗り場 |
この林道を登って行く。山の姿は全く見えない。 |
林道のゲート。こちらに進む。 |
1つ目のリフト終点近く。 |
ここから登山道となる。雪が少し積もっている。 |
登山道なのか川なのかわからない道を登る。 |
山頂近くはかなりの積雪だ。 |
それにしてもすごい雪の量だ。登山道などわかるはずもなく、赤いテープも見当たらない。樹氷の中GPSだけを頼りに登っていった。 |
9時4分、何とかこの西大巓(1982m)にたどり着いた。ここから西吾妻山を目指そうとしたが吹雪でホワイトアウトするときもあり、方角がわからなくなってきた。GPSでなんと方向を確かめつつ西吾妻小屋へ向かうことにした。 |
湿原辺りまで下ってきたが、辺り一面真っ白で雪も深い。もう少しで西吾妻小屋だとは思うがこのまま進んで引き返せるか不安になった。既に大分疲れているので残念ではあるが引き返すことにした。山は登る勇気より引き返す勇気の方が重要だ。生きていれば何度でも登ることができる |
山頂付近なので風が強く辺りは全く見渡せない。また来た道を登り返す気力もなくなっている。よくよく考えると何も登山道を歩く必要はないことに気づいた。どうせ道などわからないのだし、雪の上ならどこでも自由に歩ける。このままトラバースして下ることにした。 |
GPSを頼りに方角を確かめつつトラバースしながら下った。森にはいるとうそのように風はなく、快適な下山となった。自由気ままに歩いた足跡がこれ。こんなことができるのは雪山だからだ。西吾妻山には登れなかったが、貴重な体験ができた。 |
山頂駅にたどり着いた。 |
驚いたことにリフトが動いていた。見る限り誰も乗っていないようだった。 |
山頂駅前の案内板。 |
林道のあちこちにこのフキノトウのような物があちこちに生えていた。 |
戻ってきました。生きて帰れてよかった。 |
帰りに寄った”まるひ”というお蕎麦屋さん。一見ただの民家かと思われるような場所で、インターネットで調べて評判が良かったので寄った。山菜の天ぷらもついてこれで1000円ならお得だ。最後に蕎麦湯も出た。 |
次に目指したのは温泉。ここもインターネットで調べて、この玉の湯旅館の日帰り温泉に入った。600円。とても愛想のいいご主人で、温泉もまずますだった。 |
福島はこの喜多方ラーメンが有名。ここでは食べなかったが、ラーメンをお土産で買った。 |
そして、この横には野口英世記念館があり、800円で入場した。この像は処分された1000円札でできているということだ。 |
野口英世の生家の上に記念館が建っている造りのようだ。 |
忍耐。重い言葉だ。 |
ここが野口英世が火傷した囲炉裏。そのままに保存されているらしい。 |
残念ながら磐梯山は雲で見えない。 |
これが今回のルート。西吾妻山まであとわずかだったが、天気が悪すぎた。 |
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