我が家では年に2回の恒例行事となっているが、年休を取って神戸へ出掛けた。用事は午前中で終わるので、午後からは観光となる。神戸は殆ど行き尽くしたので、今回は京都へ行くことにした。当然私の目的は山登りである。たまたまインターネットで京都の観光地を調べていたら、”大文字山に登ろう”という記事があって、大文字の送り火で有名な山に登れる事がわかった。しかも銀閣の裏なので、子供とかみさんは観光できる。またまたあきれられながらも大文字山登山を決行した。
今回の登山ルートがこれ。銀閣寺入口のすぐ横から登るルートだ。銀閣寺は高校の修学旅行で行った記憶はあるのだが、どんな所だったか殆ど記憶にない(?十年前の事なので・・・)。
さて、銀閣寺前の通りから写した大文字山の写真がこれ。わかりにくいが、真ん中の山の山頂付近があの”大”の文字部分の火床だ。
銀閣寺の入口がこれ。このまま真っ直ぐ進めば銀閣寺なのだが、まずは大文字山へ登ろうということで、左に曲がって登山道へ向かった。
この道でいいのか不安だったが、この看板があったので一安心だった。
しばらくはこのような道を進む。
途中このような案内板があった。この山は世界文化遺産貢献の森ということだ。
途中、このような水場があった。コップが沢山置いてあったので、この水は飲めるのだろうか?台風の影響で水量は十分あった。
しばらく進むと、インターネットで調べると必ず出てくるこの橋が見えてきた。この道で間違いない。
この橋を渡るといよいよ山登りだ。
大文字火床まではこのようによく整備された登山道である。
途中このようにビニールで覆われた間伐材が置かれていた。どうやら虫退治のためのようだ。
この前の看板がこれ。環境保全のために枯損木を伐採しているようだ。確かに、明るい気持ちのいい森となっている。
山頂近くになるとこのような柵がいくつかあった。送り火用の木材を運ぶロープが張られていて、このロープが登山道の上を通っているので安全のために設けられているようだ。
この長い階段を上るとこの看板があった。山頂はすぐそこのようだ。
到着した火床の写真がこれ。一直線に並んでいるのが火床のようだ。これは”大”の字の”ー”の部分だ。さすがにでかい。
”大”の字の真ん中の部分がこれ。
ここにはこのように弘法大師が祀られていた。
”大”の字の右の部分がこれ。かなり下まで続いている。
30分程度で登れた割には、ここからの眺めは素晴らしかった。昨日の台風で空気がきれいになったせいか、空には雲が多いが結構遠くまで見晴がよかった(最近の山登りにしては珍しい)。ここで景色を堪能し、大文字山山頂を目指した。
子供とかみさんはここで待っている事になった。山頂までは結構距離があって、子供を連れてこなくてよかった。しかも火床に比べて見晴はよくなかった。山頂から淡路島方面を眺めた写真がこれ。
京都市内方面の写真がこれ。
山頂の三角点の写真がこれ。三等三角点のようだ。目的は達成したので、慌てて引き返した。先程の火床まで来るとかみさんと子供が待っていた。ちょっとしびれをきらしているようだった。向かうは目的の銀閣寺である。
銀閣寺の案内板がこれ。
入口を入るといきなり銀閣寺が現れた。銀閣寺は写真でもよく見るので覚えはあるのだが、庭園に関しては全く記憶がない。修学旅行では何を見ていたのだろう?
ちょっと違った角度から写した銀閣寺だ。庭がきれいだ。
このきれいな砂山が目の前にあった。これって何を意味しているのかなぁ?
砂でできた庭園。”こんなのあったっけ?”と思いながら先へ進んだ。
このように木々に囲まれた銀閣がとても美しく思えた。
最後に、銀閣を出て、哲学の道をちょっとだけ歩いた。
この先へいかなければわからないのだろうが、ここだけ見るとそれほど立派な道とも思えなかった。
今回は台風の翌日ということで、東名阪の一部が封鎖されていたり、事故があったりと、ちょっと予定より時間がかかったが、なんとか予定どおりに山登りができた。しかも雨も降らず、快晴ではなかったがきれいな眺めを堪能できたいい一日でした。
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