GPSロガーで記録した、今回の経路です。GPSの記録からすると、往復で22km、ちょうど7時間の行程でした(途中如法山に登らなければさらに30分は短かったはず)。高低差がなく、道もいいので歩くのは楽です。台風で倒木があると聞いていましたが、この行程では全て取り除かれており、危険な個所はなかったです。
今日は山登りではなく、以前から行きたいと思っていた熊野古道へ日帰りで行ってきた。熊野古道といっても色々あるが、小雲取越だ。参加者を募ったが、私と一緒に行ったのは、おにぎり3個と水筒、無線機、リュック、折りたたみ傘である。つまり私一人という事。朝起きると天気は曇り、なんだか怪しかったがとりあえず雨は降っていなかったので、車中泊の準備をして5時40分に出発。熊野本宮大社を通り過ぎて、数キロ行った所に公衆トイレがある。ここの駐車場に止めると、小雲取越の入口はすぐ目の前だ。8時30分に到着したが、残念なことに雨が降っていた。雨のせいか車は1台も止まっていない。今までの山登りなら、必ずだれか先客がいるのだが、今回は違った。こんな日にわざわざ熊野古道を歩く人もいないか、と勝手に納得しながら傘をさしていざ出発。今回は先日購入したGPSロガーをぶら下げているので、あとで経路を確認するのが楽しみだ。
これを少し登った写真がこれ。途中、民家の脇を通り過ぎるので、ちょっと驚いた。そうこうしながら登って行くと なんとなく、それらしい雰囲気になってきた。山登りと違って、多くの人が行き交った道なので、よく整備されているし、以外と広い。こんな道がずっと続いている。
昔はここに茶屋があったらしい。いまは両脇に簡単なベンチが置かれている。茶屋があったことは石垣が積まれている事で分かる程度。どんなに立派な建物でも、最後に残るのは石垣だけか、などととりとめもない事を考えながら、先に進んだ。
さて、しばらく進むと百間嵓に出た。それほど標高も高くないのであまり期待していなかったが裏切られた。素晴らしい眺めである。雨のせいで、山々の間から霧がでている。これがなんとも幻想的で良かった。感激である。今まで、標高が高くて見晴らしがいい山は沢山あったが、そんなに高くないのに、沢山の小さな山々が眼下に見渡せる、今までにない感動を覚えた。お地蔵さんを前に、ここでしばらく休憩し、この眺めを堪能した。
この跡は熊野本宮大社によって、渡瀬温泉の大露天風呂に入ってアパートへと戻った。
帰りは以外に早く、2時間ちょっと到着。8時ちょっと過ぎについた。何故帰ったかというと、ごまさんスカイラインへの道をカーナビで検索したら”長期規制道路を通ります”迂回ルートを検索してくださいと言われたから。途中で通行止めだったら無駄足になるし、なにせ雨。天気予報は明日も天気が悪そうなので、車中泊は取りやめにした。ヘタレである。アパートについて夕食にビールを飲んだのは言うまでもない。今日はひたすら歩いたのでとても疲れた。お休みなさい。
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