今日は先週から計画していた岩湧山(いわわきさん:897.7m)と南葛城山(922m)に登った。例のごとく8時に大和八木南口のロータリーでTYさんと待ち合わせだ。今日は二人だけで、TYさんは電車なので定刻で出発できた。滝畑ダム近くの駐車場まではカーナビで問題なく到着。ただ、下道できたので意外と時間がかかり、到着したのは9:15頃となっていた。駐車場の料金は1000円。ちょっと高すぎ!と思ったが仕方ない。目の前の喫茶店が経営しているようで、客はいない。駐車場が一番の稼ぎの気がする(ちょと歩くが、これより少し手前になんとか駐車できそうな場所はあったのだが、面倒なのでやめた)。さて、登山口は駐車場わきのトイレのすぐそばにあった。
この入口にわきにある看板の地図がこれ。岩湧山までのルートが書いてある。今回はガイドブックにあるルートで行こうと思っているので途中から南葛城方面へ道を外れる予定だ。登り始めて、GPSロガーのスイッチを入れていない事に気づいて慌てて入れた。さて、ちょっと登るといきなり車道に出た。ここを横切って岩湧山に向かったのだが、一向に南葛城山への分岐がない。おかしいと思いガイドブックをよくよくみるどうも先程の車道を歩かなければならなかったようだ。引き返そうとも思ったが、大分登ってしまったので、ガイドブックとは逆回りで周る事にした。岩湧山へは駐車場から4km程、しかも標高はGPSでは394mで、550m程登るだけだ。実際この道は”健脚向”といわれる程急でもなく、ダイヤモンドトレイルだけあって道はよく整備されている。しかも所々にベンチが置いてあって、いたれりつくせりである。道は先々週行った熊野古道のような感じだ。
今日は紅葉を期待していたのだが、植林された杉ばかりであまりいい風景はみられなかったが、途中それなりによかった紅葉の写真がこれ。わずかに紅葉が確認できる。さて、長い階段(500段?)を登り切った所で前の山肌が随分明るく見えた。近づいていくとススキで覆われた山肌であった。
これがカヤトの原野である。突然別世界に迷い込んだ感じで、ススキがこれだけあるととてもきれいだ。紅葉を期待していただけに、ちょとがっかりしていたのだが、これを見て俄然登る気が出た。「ここまでくれば山頂はあとわずか!」、と思っていたのだが、この坂が意外と長く続いた。
最初に到着したのは山頂少し手前のこの広場。時間は10時40分、昼にはちと早い。最初は山頂と思っていたのだが、山頂よりちょっと離れた所にある。ここの見晴らしはとてもよく、数人が既ににベンチに腰かけて下界を眺めていた。
こちらは、河内長野市を眺めた写真。残念ながら遠くがかすんでいてよく見えない。ここからあの、PLの塔も眺められたが、この写真ではよくわからない。反対側は見晴らしはなく、ダイヤモンドトレイルの看板があった。
その写真がこれ。屯鶴峰~槇尾山の45kmをいつか踏破したいものである。さて、ここで昼にしようかどうか迷ったが、とりあえずダイヤモンドトレイルの南葛城山への分岐まで行こうという事にした。ここからちょと進んだ所が本当の山頂。
看板はあるが、せっかくの三角点がなんだかかわいそうだ。女の子が「まだ山頂じゃないよね」と行って通り過ぎていった。きっと、さっきの場所を山頂と思うんだろうなあ・・・。それはさておき、そのまま分岐点を目指してダイヤモンドトレイルをひたすら進んだ。
ここからしばらく進むと目的とする南葛城山への分岐があった。その写真がこれ。ここからの道はあまり整備されていない。あまりこの道を歩く人もいないのだろう。しばらく進むと突然舗装された道路に出た。なんで?と思ったが、他に道もないので、進む事にしたが、今にして思えばここから道を間違えていたのかもしれない。1時間程歩いたところで突然下りとなった。
一本杉の写真がこれ。どうやら、初代の一本杉は台風で倒れたようで、これが2代目だそうだ。どうりで周りと比べても小さい杉の木であった。ここから山頂はあとわずか、高低差はあまりなかったので距離は長かったが、比較的楽にたどりつくことができた。
山頂の写真がこれ。到着したのは丁度13:00頃。見晴らしはないが、結構広くベンチもあるので昼飯にはうってつけであるが、残念ながら先客がいた。こんな山に登る人がいるのかと目を疑ったが、6~7人のグループでにぎやかだった。私とTYさんは大人しくおにぎりを食べ、私はJO3NUCさんと交信する約束で、IC-90の電源を12:30から入れていたのだが一向に入感なし。こちらから数回コールするも応答なし。まあ、433MHZでは無理かと即座にあきらめた(ちゃんと呼び出し周波数を決めておけばよかったと後悔)。最近ちょっと無線をする気がなくなっているのも事実で、CQを出すことなしに下山。”健脚向”といっても大したことないなあ、などと思っていたら、帰りは急な下り坂ばかりであった。こちらから登らなくてよかたとつくづく思った。所が、ガンガン下っていると鉄塔の真下に出た。道がない!!何故だ?どうやら間違えたらしい。そういえばボロボロになったテープが落ちていたが、入るなという事だったのか?そう思って引き返すと、案の定道は別の方向へ向かっていた。
この途中で撮った岩湧山の写真がこれ。山の一部がベージュ色になっているが、あそこが先程登ったカヤトの原野。さらに下ると、今度は上り坂となった。おかしいと思いながら進むとまたもや道がなくなった。どうなっているんだ?と色々探したが道が見当たらない。あやうく遭難しそうになったが、なんとか引き返し道をみつけた。やはり真っ直ぐ進んだのがあだとなった。途中から左に折れてやっと下山する事ができた。
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