2009年5月10日日曜日
金剛山登山
昨日の二上山に引き続き、今日は金剛山登山決行。金剛山は奈良県御所市と大阪府南河内郡千早赤坂村との境目にあるらしい。葛城山とは逆で、大阪側からはケーブルカーで登れるが、奈良側から徒歩のみ。もともとケーブルカーを使うつもりはないが、どこから登るのが最適だろうと色々調べた結果、高天(”たかま”と読むらしい)神社が最適である事がわかった。この神社には小さいながらも無料の駐車場があり、登山口もすぐ近くにある。金剛山へ最短距離で登れるらしい。10時30分に家を出て、11:00に高天神社に到着。既に駐車場はほぼ満杯状態となっており、2台程のスペースが残るのみ。よかった。高天神社は駐車場から100m程度のところで、そこまでには両脇に100年は優に超えているであろう杉並木となっていた。なかなか歴史を感じる。高天神社もひっそりとしていて、中々雰囲気の良い神社であった。
並木の入口には高天道(郵便道)と標識があり、昔は郵便物をこの道を使って運んでいたのだろうか?登山口を登ると10分程度の所に滝がある。登る時は大した滝ではないと思っていたが、下りでへとへとになっている時のこの滝に出た時は、とてもすがすがしく、癒された。水の流れる音と、滝から発生するマイナスイオンのせいだろうか。
滝を横目にみて、今にも壊れそうな木でできた小さい橋を渡ると、あとはひたすら登るのみ。さすがに?名山に入るだけあって、道はかなり整備されていて歩き易かった。ただ、どこまでも坂道が続き、最後は永遠とも思われる階段を上りきらなければならなかった(ちょっと大げさか)。道は標識通りに進めば迷うことはなく、無事に頂上にたどり着く事ができた。頂上付近の葛城神社の入り口がこの写真。ここから先が最後の急坂となる。葛城山に神社はなく、金剛山に葛城神社があるのが私の素朴な疑問(金剛神社じゃないんだねえ)。
頂上は葛城神社となっていた。しかも、山頂は神社関係者しか入れないとの事。ちょっと残念。とはいえ、神社には八重桜がさいていてとてもきれいだった。また、ケーブルカーがあるので山頂は親子連れやらツアーの観光客やらでごった返していた。まあ、遊園地よりはましだとは思う。神社の写真がこれ。
この神社を少し下ったところで、ツアー客が大勢昼食を食べていた。ここからは葛城山が見下ろせて、頂上はつつじのピンク色で染められていてとてもきれいだ。(でも、これって自然破壊の気もした。何故って、頂上の一角だけつつじが咲いていて明らかに人工的だから)。その写真がこちら。
結局、頂上まで1時間40分ほどかかった。途中私より年配のおじさんに抜かされたが・・・。ここでまたもや無線をトライしようと思ったが、いかんせん頂上は人が多くてそれどころではない。下りの途中、433MHzでコールしたがやっぱり誰もコールなし。ここでも根気がなく、すぐにあきらめた。頂上と違って、見晴らしよくないし仕方ないと自分に言い聞かせての帰宅となった。最後に、道端で見つけた花の写真を一枚。小さくて可憐な花で、高天神社の近くに群生していた。
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すばらしい❗
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