金峰山(2595m)～瑞牆山(2230m)登りました

今週末は天気が良いという事で、山梨まで遠征して100名山を2座登ってきました（１日に2座はきつかった・・・）。朝4時30に出発したが、瑞牆山荘近くの無料駐車場には結構車が止まっていた。

最初はなだらかな気持ちのいい樹林を登って行く。まだ若葉が出てきたところだ。

標高が高くなると次第に見晴らしが良くなり、南アルプスが見えてきた。今日はいい天気だ。朝早いので、暑くもなく丁度いい。

5時4分、瑞牆山が目の前に見える尾根に出た。ベンチがあって一休みするのには丁度よかった。帰りにあそこに登る予定だが、結構険しそうだ。

5時16分、富士見平小屋到着。小屋の前にはテントがいくつか張ってあった。外観では小屋はかなり古そうだった。金峰山を目指すので、小屋はそのまま通過。

5時59分、大日小屋到着。人がいないように見えた。下るのもいやなのでそのまま通過。

山頂近くになると、日陰の部分はこのように雪が少しだけ残っていた。アイゼンをつけるほどではなかった。

千代ノ吹上付近に来ると一気の視界が開け、周りの山々が見渡せた。まずは富士山。雲一つなく、くっきりと見える。

南アルプス。まだまだ雪が多い。

八ヶ岳。ここもまだ雪が多そうだ。

この後登る瑞牆山。大ヤスリ岩が印象的だ。

目の前に見えるのが金峰山山頂。チョコンと突き出た岩が気になった。

8時5分、金峰山山頂到着。天気にも恵まれ、順調にここまで来た。

ここが本当の山頂(？)。岩の上にあった。

五丈石。四角い岩が積み上げられたような岩だ。

金峰山山頂から眺めた富士山。それにしてもここは最高の見晴らしだった。富士山、南アルプス、御岳、北アルプス、八ヶ岳、立山連峰、全てが見渡せる。もっとじっくり眺めていたい気もしたが、次の瑞牆山を目指すことにした。

さすがに1日に2座はこたえる。へとへとになりながらいったん富士見平小屋へ下った後、沢まで下り、瑞牆山への上りとなった。ここはこのような大きな岩がいくつかある。

途中かなり省略するが、山頂近くの登山道は岩登りといってもいいような道で、この足で山頂にたどり着けるのか不安だったが、13時7分瑞牆山山頂に到着。

この後ろは断崖絶壁。

山頂の標識。

目の前にあの大ヤスリ岩が見えた。写真ではわかりにくいがかなり大きな岩だ。よく見るとロッククライミングをしている人がいた。

左側の真ん中あたりに人がいる。いかに大きな岩かわかるが、これを登っている人も気になった。

南アルプス。午後になったせいかちょっと霞んできた。金峰山で見た程ではないが、360°素晴らしい眺めだ。

目の前の山が金峰山。あそこからここまでやってきた。へとへとになるわけだ。

山頂の様子。山頂は狭くて、人だらけだった。景色は金峰山で十分堪能したので、昼飯としておにぎり１個を食べて早速下山することにした。何しろ疲れ果て、下るのもかなり遅くなっていたので、駐車場に無事にたどり着けるのか不安だったからだ。

途中の岩。この隙間を通り抜けなければならない。こんな岩だらけの登山道でした。

15時9分富士見平小屋到着。無事にここまで来た。無性にビールが飲みたかったが、車なのでノンアルコールはないかと尋ねたがさすがになかった。

朝よりテントがだいぶ増えている。キャンプ日和だ。

15時43分、駐車場に到着。無料駐車場はガラガラなのに、なぜか林道わきに沢山の車が止まっていた。それにしても無事に帰れてよかった。１日2座はきつかった。瑞牆山を最初に上っていたら金峰山まで登れなかったかもしれない。結果としては大満足の山登りでした。あ～疲れた！！

最後に、これが本日の登山ルート。