2025年7月16日水曜日

念願の雲ノ平2泊3日 <2025年7月11日~13日>

2025年7月11日(1日目)

百名山を達成してから次は何を目標にしようかと思い悩んでいたが、百名山挑戦中に行きたかった場所へ行こうと決めた。行きたかった場所は「雲ノ平」。鷲羽岳~水晶岳~黒部五郎岳に行ったとき気になった場所だ。以前行ったコースなので、今回はテン泊で雲ノ平を満喫しようと目論んだわけだが、テントを担いでの登山の大変さを思い知ることになった。

登り口を新穂高にしようか、折立にしようか悩んだが、登山口までの距離が近いのと、左股林道の通行止めが10日に解除されたので以前利用した新穂高からとした。10時の夜12時頃に登山者用無料駐車場に駐車。驚いたことに警備員が入り口で誘導していた。ただし駐車場はそれほど混んではいなかった。朝4時15分に出発!!

 


こちらは有料駐車場。さすがに車はほとんどない。

この橋を渡って林道へ向かう。本当はこの川を渡らず、右側の道を進めばいいようだ。


温泉の湯けむりが見える。


この橋を渡ると林道だ。


左股林道入り口

ここからは一般車は通行できない。

この辺りが崩れて通行止めとなった場所だろう。山の斜面は崩れていたが、林道は何も問題なさそうだ。

笠新道登山口

わさび平小屋

双六岳方面への案内

この橋の左側が小池新道の入り口だ。

お花がきれいだ

双六岳方面

いくつか橋を渡った

振り返ると穂高方面

雪渓があった。先行者がここを渡っていたのでついていったのだが、実はここを渡ってはいけない。引き返すこととなった。雪渓はあぶない(前も同じことがあったような?)

みどりがきれいなカールだ。

葉桜だが山桜が咲いていた

鏡平まであと500m

鏡平の池

鏡平小屋。そのままスルー。食事の呼び出しが賑やかだった。

ニッコウキスゲ

弓折分岐

お花がきれい

木道を歩く

双六小屋が見えてきた

双六小屋。ここもそのままスルー

途中かなり省略するが、なんとか15:30に三俣山荘到着。双六小屋から巻道でここまで来たが、足が上がらなくなり、いつまで経っても着かないので途中でテン泊しようと思う程だったが、無事たどりついた。

テントを張って2日間の宿が完成!!久しぶりのテン泊だ。


無事に到着できた!! ビールがうまい!!


これが本日の登山ルート。テントを担いでのこのルートはあまりにもつらかった。無事にたどり着けて良かった!!
2025年7月12日(2日目)

朝4時30分起床。目の前は鷲羽岳。

明るくなってきたので念願の雲ノ平へ出発だ!

目の前の山が祖父岳。その向こうが雲ノ平だ。


黒部源流まで降りてきた。ここから急坂を登らなければならない。

イワカガミ

お花(名前がわからない)

黒部川水源地標

渡る場所にはロープが張ってある

急坂を登るとだんだん槍が見えてきた

目の前にド~ンと槍ヶ岳

三俣蓮華岳

お花

登り切ってすぐにこの雪渓。素晴らしい。

祖父岳

この雪渓を渡る。赤い目印を進めば問題なし。アイゼンはいらない。


お花畑と薬師岳。いい時に来た。

まずは祖父岳に登る

素晴らしい眺め

祖父岳山頂

元に戻って木道をひたすら歩く

スイス庭園への分岐


スイス庭園到着。スイスに行ったことがないのでわからないが、お花がきれいでアゲハ蝶が沢山飛んでいた。楽園のような所だ。

戻ります

お花が咲き誇っている

目指すは雲ノ平山荘

雲ノ平山荘が見えてきた

雲ノ平山荘到着



次に目指すは祖母岳。アルプス庭園の突き当りだったがベンチがあるだけだった(写真写し忘れました)



高天原温泉に行けそうだと思ったが、ちょっと時間と体力に余裕がないので引き返すことにした。ここが雲ノ平キャンプ場への分岐。

黒部五郎岳

これで雲ノ平ともお別れです。雲ノ平山荘をズームアップ。





グーグーというような鳴き声が聞こえたのでそちらを見るとライチョウの親子が散歩中。子供が4匹ほどいて母親は大変そうだった。

鷲羽岳

雪渓に戻ってきました

黒部源流だけあって水が豊富

涼しげな川の流れ

三俣山荘に戻ってきました

槍が目の前にド~ンと見える。

このオブジェは5年前と一緒。安心した。

槍をズームアップ

明日登らなければいけない三俣蓮華岳

テントが増えていた。14時には到着したので明日の帰りのためにのんびりと体を休めることとした。実は夜6時頃、突然テントの場所を私の横に移動してきた人がいた。どうやらこの雪渓を熊が横切るのを目の前で見たとのことだった。それで人の多いところへ移動したらしい。とはいえどうしようもないのでそのまま朝まで爆睡した。



これが雲ノ平の登山ルート。体力があれば高天原で温泉に入りたかったのだがあきらめた。そのぶん咲誇るお花と飛び交う蝶々、ライチョウをみることができた。珍しくいい時に登ったものだ。

2025年7月13日(3日目)

帰りは下りとはいえ長時間になるので、朝4時に起きて、4時30分に出発。槍が名残惜しい。

鷲羽岳もこれで見納め

あの三俣蓮華岳まで登ると思うと気持ちが萎えるが仕方なし。黙々と登る。

なんとか三俣蓮華岳到着

三俣蓮華岳の三角点。何故3つもある?

山頂の様子

ここから槍ヶ岳を目の前にして稜線を歩く

中道への分岐

気持ちのいい稜線歩きだ!

双六岳到着。それにしてもいい天気だ。

登山道が槍ヶ岳へ真っすぐ続いている。これが”天空の滑走路”と言われているらしい。

黒部五郎岳

山頂の様子。5年前には雨で全く景色が見えなかったがこれほど素晴らしい眺めとは!!来てよかった!

白山方面?

天空の滑走路を歩いて下ります

巻道分岐まで下ってきた。

双六小屋が眼下に見えてきた

双六小屋。帰りを急ぐのでそのままスルー。

双六池の前にテントがちらほら。

お花畑と雪渓

あそこが弓折分岐

鏡平山荘

槍と穂高。山は映らないが木が池に映し出されてとてもきれい。

小池新道の登山口に戻ってきた

わさび平小屋のまえで冷やしトマト、きゅうり、バナナが100円で売られていた。昼をたべていなかったのでバナナを買って食べた。トマトにすればよかったか?

今回は日傘をさして歩いているかたが多かった。最近の流行か?

崩れた跡

道はこのようにきれいに整備されている。このあと13時40分に無事駐車場に到着。今回は天気に恵まれ最高の登山でした。

疲れ果てた体でテントを背負って無事下れるのかだいぶ不安だったがなんとか予定のコースタイムで下ることができた。それにしても今回は天気に恵まれました。


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