2009年2月8日日曜日
音羽山(852m)と御破裂山(618m)に登る
桜井市にある音羽山に登った。今回はさすがに自転車で行くのはあきらめ、近くまで車で行くことににした。登山道の入り口は音羽観音のわきにあるということで、音羽観音の駐車場まで行ったが、まず37号線からの入り口の橋の細さに驚いた。さらにその先は車が一台やっと通れるだけの急な坂道だ。対向車が来たらどうしようと思いつつ無事に駐車場に着く。駐車場といっても車が4,5台止められるぐらいでとても狭い。こんな日に誰もいないだろうと思いきや既に1台止まっていた。 車を止めて、音羽山観音入口の細い坂道を登る。車で登った坂も急だが、それよいさらに急な坂だ。少し登っただけで息が切れ、ゼーゼー言いながら音羽観音まで登った。距離にして1km位だと思うがとにかく急な坂を上り続けなければならない。途中に軽が止めてあったが、そこから先は車でも登れないようだ。 たどり着いた音羽観音は意外と立派なお寺だった。賽銭を入れようかと迷っていたら、突然前の戸が開いて「よかったら入ってお参りしてください」と小柄な尼さんがお寺の本堂にまねき入れてくれた。断るのも気がひけたので中にはいると先ほど止めてあった車の持ち主であろう男性が話をしていた。男性がいなくなると今度は私ににこやかに話しかけ、いなくなったと思ったらお茶とお菓子を出してもてなしてくれた。別にお金を取るわけでもない。しばらくこの尼さんと世間話となった。どうやらこのお寺には檀家はないが、尼さんの人柄に惹かれてか下の集落の人々がお参りに来るようだ。先ほどの男性も顔見知りのようで、よくここにお参りにきているらしい。
気をようくしていよいよ音羽山に登ったが、ここからは全く手入れがされていないようで、切り倒した間伐材があちこち道に倒れ、行く先を塞いでいた。
途中沢となるのだが、どうやら沢から再び登山道に入るのを見逃して道に迷ってしまった。しっかりお参りをしなかったバチが当たったかと思いつつ急斜面を登り、なんとか頂上にたどり着いた。
標高852m、結構高い。予め調べてわかってはいたが、眺めは周りの木々にさえぎられて全くよくない。帰りは無事に帰れたが、とにかく登山道だけは今まで登った山で最悪といえる。音羽観音まではきれいに整備されているのでこのひどさはは不思議な感覚だった。音羽三山というくらいなのだから、桜井市ももっときれいに整備すべきだと思う。下りの途中で私と同じように道を間違えている人がいたが、間違えて当然である。下ってわかったのだが、途中沢から登山道へ向かう人目につかない標識があった。なんと不親切きわまりない!!桜井市にぐちをこぼしながら下山し、時間があるので談山神社へ向かった。
談山神社の写真がこれ。立派である。
案内板がこれ。なるほど、ここがあの大化の改新の発祥地であり、御破裂山山頂には藤原鎌足のお墓があるらしい。歴史的にもかなり有名な所らしい。
ここから談山(618m)の頂上に登った。
途中にあった案内板の写真がこれ。
また、ここからちょと離れた所に御破裂山があるが、この山頂の案内板がこれ。
最後に、御破裂山から眺めた耳成山の写真がこれ。
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