2009年12月6日日曜日

池木屋山(1396m)登る






Photo_2 昨日の万葉の森~ダイトレ~屯鶴峯でかなり疲れていて、おまけにのどもちょっと変だったので、熱はないが風邪薬を飲んで10時に床についた。夜中に何度も起きたが、ちょと体がだるく、今日の登山は無理かと思われた。所が、6時半に起きた時には体のだるさもなく、鼻水がちょっと出るぐらい(鼻炎か?)で、行けそうだ。早速準備をして、池木屋山に向かった。7時に駐車場を出て、登山口に到着したのは8時半。

P10303961駐車場の写真がこれ。既に2台止まっていた。この駐車場は林道の終点にあって、車10台程止められる。

P10303441 この入口のあった看板の写真がこれ。

P10303951 また、途中にあった案内板の写真がこれ。

P103034611

P10303941さて、登山口をはいると、例の赤い橋がいくつかあったが、いきなり通行止めの看板。下におりて沢を歩けとの事。なんだか先行き不安だ。どうやらここはかなり前から通行止めのようで、沢の道もそれなりに整備されていた。また、それほど長くはなく問題なし。

P10303501しばらくして見えてきたのが蛇滝。滝なのかどうかよくわからないが、くねくね曲がって水が流れているのが蛇のようという事か?

P10303521途中の道の様子がこれ。石は苔に覆われて雰囲気がある。

P10303541さらに進むと今度は石切河原があった。あまり珍しいとも思えないが、切りだされた石が転がっているように見えるのだろうか?

P10303561途中、よく整備された橋があった。ある意味自然破壊だが、このおかげでかなり楽に猫滝までたどりつけた。

P1030391111滝の写真がこれ。上に見えるのが猫滝。

P10303901猫滝に近づいた写真がこれ。

P10303881さらに猫滝に近づいた写真がこの二つ。昨日が雨だったせいか、かなりの水量だ。この滝写真ではわかりずらいが50m近くあるらしい。

P10303891

P10303581結局この滝の右側から登って、滝を越えて行かなければならないのだがここが滑落事故が起きている、最も危険な場所らしい。登り口の警告がこれ。噂には聞いていたが、かなりやばそうだ。しかもいきなりロープを使って垂直に近い坂を登るはめになった。初めてロープで崖を登った大普賢岳を思い出した。



P10303831途中から見た猫滝の滝つぼの真がこれ。夏であればあそこに飛び込んでみたい、などとろくでもない事を考えながらさらに登った。

P10303611途中、もっとも危険と思われる場所に安全を祈願してかお地蔵さんが安置されていた。その写真がこれ。とても道が狭くて、お地蔵さんの前で拝めないが、横から安全を祈願した。

P10303851写真ではわかりにくいが、ここの道の写真がこれ。左側は猫滝で断崖絶壁である。道は一人分の幅しかない。

P10303811さて、猫滝の上に出た。せっかくなので、滝が落ちる直前の写真を撮った。危ないとおもいつつも、好奇心には勝てなかった。すごいのはこの両岸の岩。岩は別ものではなく、1枚の岩が水で削られていたということ。自然はすごい!!ここまで削れるのにどれほどの歳月がかかっているのだろうか?さて、ここからしばらく進むと、沢から離れ、いよいよ山登りとなる。このの登りがさらに急で、白髭山を思い出した。とにかく下りはなくひたすら登るのみ。すごく疲れた。

P10303661比較的傾斜の緩い、歩き易い場所にでた写真がこれ。実はこれでもかなり急な登り坂だ。

P10303671ここからさらに登り続け、やっとたどり着いた山頂の写真がこれ。到着したのは11時半。丁度3時間だ、いかにきつい坂ばかだったかがわかる。頂上の周りはまばらな木々に囲まれているだけで、視界はそれなりにあるが、残念ながら山頂は曇り、視界がまったくなかった。

P10303721山頂から大台ヶ原方面を眺めた写真がこれ。遠くにみえるのはどのこ山だろう?ここで例のごとく昨日コープでかったのり巻きを平らげた。山頂なので風がとても冷たい。ひょっとすると体感温度は氷点下だったかもしれない。

P10303681山頂の隣にあった看板がこれ。ここから大台ヶ原方面へも行けるようだ。白倉山がかなり気になったが、とても行ける距離ではない。当初の目的どおり、小屋池へ向かった。小屋池まではそれほど距離はなく、5分程度でついた。ただ、山を下らなければならなかったので、後で登るのが大変だった(足が上がらない)。

P10303691小屋池の写真がこれ。確かに水たまりがあり、池のようだ。さて、なんとか山頂に戻って、お待ちかねの無線だ。430.1MHzでコールするとすぐに応答があった。2エリアのJF2BER、JM2GQJさんである。FBなQSOありがとうございました。その後コールしたが応答なく、寒いのと、根気がないのですぐにQRTして下山。あまりに寒くメモを取るのもままならなかった。

さて、後はひたすら下るのみ。登りでは不親切だと思っていた道案内の赤や黄色のテープだが、下りはわかりやすかった。きっと下りの目線で印をつけているのだろう。もう少し、登りでも分かりやすくしてほしかった、などと考えながら下山した。下山途中、男性と女性の二人連れに出会った。男性はなにも背負っていない。女性はリュックをしょってストックを持っていたというのに?しばらくおりてわかったが、途中で大きなリュックが置いてあった。そういうことか。この急坂を重いリュックも持って登る気にならなかったのだろう。さらに沢までおりると、女性が一人おにぎりを食べていた。これから登るのですか?と尋ねると、靴ずれでこれ以上登るのをあきらめたとのこと。先程の二人とここまで一緒だったようだ。まだ、1時間以上は待たなければならないだろう。寒そうでかわいそうだった。結局駐車場に戻ったのは2時45分。結局下りにも3時間弱かかった事になる。池木屋山は滝を見て引き返すのがベスト、山頂まではあまりにつらい上り坂で、しかも危険である。別のルートであればもっと楽なのかもしれない。今回の登山は山頂の感激はあまりなく、とにかく疲れた登山であった。所で、実は滝の近くで空いたペットボトルに水を入れて持ち帰っていた(水にうるさいYSさんみたいだが・・・)。家に帰って、コーヒーをいれたが、いつものコーヒーと違っておいしかった(気のせいか・・・)。

0 件のコメント:

コメントを投稿