<1日目:4月30日>
ついにゴールデンウイーク突入。4月30日、かねてから計画していた南アルプスの上河内岳に登る事にした(結局途中で断念したが・・・)。家を前日の19時45分に出て畑薙ダムにある駐車場に到着したのが午前0時頃。夜空は、こんなにたくさんの星があるのかと驚く位きれいな夜空だった。車中で夜を明かし、4時30頃に自転車で登山口へ出発。30分程度で登山口に到着。ここが登山口となる畑薙大吊橋。100m程ある長い吊り橋だ。
吊り橋途中の写真。それにしても長い。
橋の上から下を見たところ。高い!
急な登りを超え、しばらく川沿いにトラバースしてから越えた峠がこのヤレヤレ峠。それほどヤレヤレではないのだが・・・、と思ったが帰りにのその意味がわかった。
いくつかの吊橋を渡り到着したのがこのウソッコ沢小屋。無人小屋ということだ。6時35分に到着。ここまではまずまずのコースタイムだ。
ウソッコ沢小屋のすぐ近くの吊橋がこれ。滝の真上を渡って行く。南アルプスだけあって水量が多い。
これが中の段。ウソッコ沢小屋から1時間かかった。通常のコースタイムより遅れ気味だ。
8時20分横窪峠到着。
ここから上河内岳が見えた。まだ雪が残っている。
8時32分、横窪沢小屋に到着。かなりへとへとで、少しだけ休憩した。
途中かなり省略するが、これが本日宿泊する茶臼小屋。ここに着いたのが12時30。吊り橋から7時間30分もかかった。急坂の連続で、一歩一歩足を前に出すのがやっとだった(かなり体力が落ちているのかなあ?)。
これが茶臼小屋の二階への入り口。途中あまりにきつくて、ふらふらしていたので、食事を済ませて睡眠を40分程とった。おかげで元気復活。せっかくなので小屋の名前でもある茶臼岳へ登ることにした。
どうやらこの雪渓を登らなければならないようだ。多くの方々のトレースがある。
せっかくなので新調したグリベルの12本爪アイゼンを装着。これでガンガン登れる(次の日はアイゼンなしでも登れましたが・・・)。
途中から茶臼小屋を見下ろした様子。
よく見ると、富士山が目の前に見えた。いい天気だ。
15:00、茶臼岳到着。いや~今日は天気が良くて風もなく素晴らしい眺めだ!
目の前に茶臼岳、聖岳が見える。
こちらは光岳方面。出会った年配の方は光岳までピストンしたそうだ。私にはとてもできそうにない。
眼下に小さく畑薙ダムが見えた。あそこから登って来たのか、疲れるわけだ。
15時40分、茶臼小屋へ戻った(無理をしてでも上河内岳に登るべきだった)。
これが本日のルート。それにしても疲れた。だが、茶臼岳からの眺めは最高でした。
<2日目:5月1日>
5月1日、雪渓を登って5時にこの分岐に出た。昨日は左側の茶臼岳に行ったが、今日は目的の上河内岳だ。
朝日が昇ってきた。
最初はこれが上河内岳かと思っていたら、この脇をトラバースした奥が上河内岳だ。昨日と違ってちょっと風が強い。
雲でよく見えないが目の前にあるのが上河内岳。登山道ではなく、雪渓の上を歩いて進んだ。
山頂は目の前に見えるのだが、あまりにも風が強くて立っているのもままならない。これではとても山頂にたどり着けそうもない。仕方がないごここで断念することにした。
上河内岳はこの岩まで。またいつか登りに来よう。
先程道を間違えて、この稜線わきから上ってきた。最初からこの稜線を歩けば楽だったのに・・・。途中雪庇があった。昨日登っておけばよかったと後悔しきり、だが命にはかえられない。
7時に茶臼小屋を出発して、ガンガン下ってこの横窪沢小屋に8時50分に到着。茶臼小屋から2時間程だ。温泉マークのドラム缶が気になった。営業中はこれがお風呂なのか?
横窪沢小屋の全景、ここに宿泊して登ってこられた方に途中でお会いした。確かにここもいい山小屋だ。
途中に咲いていたミツバツツジ、確かに葉っぱが3枚だった。
新緑の若葉が気持ちいい。
11時30分、この畑薙大吊橋に到着。下りも疲れた。ヤレヤレ峠の意味が理解できた。
12時13分、やっと駐車場に到着。今日もとてもいい天気だが、山頂は相変わらず風が強そうだった。目的の上河内岳には登れなかったが、茶臼岳に登れただけでも来た甲斐があった。
これが2日目のルート。
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