2016年5月2日月曜日

茶臼岳(2604m)登りました(上河内岳途で断念)








<1日目:4月30日>

P1050070ついにゴールデンウイーク突入。4月30日、かねてから計画していた南アルプスの上河内岳に登る事にした(結局途中で断念したが・・・)。家を前日の19時45分に出て畑薙ダムにある駐車場に到着したのが午前0時頃。夜空は、こんなにたくさんの星があるのかと驚く位きれいな夜空だった。車中で夜を明かし、4時30頃に自転車で登山口へ出発。30分程度で登山口に到着。ここが登山口となる畑薙大吊橋。100m程ある長い吊り橋だ。

P1050071吊り橋途中の写真。それにしても長い。

P1050075橋の上から下を見たところ。高い!

P1050077急な登りを超え、しばらく川沿いにトラバースしてから越えた峠がこのヤレヤレ峠。それほどヤレヤレではないのだが・・・、と思ったが帰りにのその意味がわかった。

P1050081いくつかの吊橋を渡り到着したのがこのウソッコ沢小屋。無人小屋ということだ。6時35分に到着。ここまではまずまずのコースタイムだ。

P1050082ウソッコ沢小屋のすぐ近くの吊橋がこれ。滝の真上を渡って行く。南アルプスだけあって水量が多い。

P1050084これが中の段。ウソッコ沢小屋から1時間かかった。通常のコースタイムより遅れ気味だ。


P10500878時20分横窪峠到着。

P1050089ここから上河内岳が見えた。まだ雪が残っている。

P10500908時32分、横窪沢小屋に到着。かなりへとへとで、少しだけ休憩した。

P1050093途中かなり省略するが、これが本日宿泊する茶臼小屋。ここに着いたのが12時30。吊り橋から7時間30分もかかった。急坂の連続で、一歩一歩足を前に出すのがやっとだった(かなり体力が落ちているのかなあ?)。

P1050095これが茶臼小屋の二階への入り口。途中あまりにきつくて、ふらふらしていたので、食事を済ませて睡眠を40分程とった。おかげで元気復活。せっかくなので小屋の名前でもある茶臼岳へ登ることにした。

P1050097どうやらこの雪渓を登らなければならないようだ。多くの方々のトレースがある。

P1050098せっかくなので新調したグリベルの12本爪アイゼンを装着。これでガンガン登れる(次の日はアイゼンなしでも登れましたが・・・)。

P1050099途中から茶臼小屋を見下ろした様子。

P1050100よく見ると、富士山が目の前に見えた。いい天気だ。

P105010815:00、茶臼岳到着。いや~今日は天気が良くて風もなく素晴らしい眺めだ!
目の前に茶臼岳、聖岳が見える。

P1050110こちらは光岳方面。出会った年配の方は光岳までピストンしたそうだ。私にはとてもできそうにない。

P1050111眼下に小さく畑薙ダムが見えた。あそこから登って来たのか、疲れるわけだ。

15時40分、茶臼小屋へ戻った(無理をしてでも上河内岳に登るべきだった)。

Photo
これが本日のルート。それにしても疲れた。だが、茶臼岳からの眺めは最高でした。


<2日目:5月1日>

P10501135月1日、雪渓を登って5時にこの分岐に出た。昨日は左側の茶臼岳に行ったが、今日は目的の上河内岳だ。

P1050114朝日が昇ってきた。

P1050117最初はこれが上河内岳かと思っていたら、この脇をトラバースした奥が上河内岳だ。昨日と違ってちょっと風が強い。

P1050118雲でよく見えないが目の前にあるのが上河内岳。登山道ではなく、雪渓の上を歩いて進んだ。

P1050119山頂は目の前に見えるのだが、あまりにも風が強くて立っているのもままならない。これではとても山頂にたどり着けそうもない。仕方がないごここで断念することにした。

P1050121上河内岳はこの岩まで。またいつか登りに来よう。

P1050122先程道を間違えて、この稜線わきから上ってきた。最初からこの稜線を歩けば楽だったのに・・・。途中雪庇があった。昨日登っておけばよかったと後悔しきり、だが命にはかえられない。

P10501247時に茶臼小屋を出発して、ガンガン下ってこの横窪沢小屋に8時50分に到着。茶臼小屋から2時間程だ。温泉マークのドラム缶が気になった。営業中はこれがお風呂なのか?

P1050126横窪沢小屋の全景、ここに宿泊して登ってこられた方に途中でお会いした。確かにここもいい山小屋だ。

P1050129途中に咲いていたミツバツツジ、確かに葉っぱが3枚だった。

P1050130新緑の若葉が気持ちいい。

P1050131_211時30分、この畑薙大吊橋に到着。下りも疲れた。ヤレヤレ峠の意味が理解できた。

P105013212時13分、やっと駐車場に到着。今日もとてもいい天気だが、山頂は相変わらず風が強そうだった。目的の上河内岳には登れなかったが、茶臼岳に登れただけでも来た甲斐があった。

2これが2日目のルート。

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