
6月21日、滋賀に用事があったので、ついでに武奈ヶ岳(1214m)に登ってきました。朝7時30分に家を出て、登山口近くの駐車場(ガリバー旅行村)に着いたのが丁度10時。ここは駐車場代(協力金)として400円、旅行村の入口で支払った。既に2台車が止まっていたが、ガリバー旅行村の駐車場がもっと上にあって、人もほとんどいなかったのでそちらに止めればよかったと後で後悔した。

そして、数百m登った所にこのガリバー旅行村の売店があった。登山口へはこの右側に進む。

これが途中の道。

このようにシロヤシオがあちこちで咲いていた。きれいである。

これが登山口にある案内板。どくろマークで”死亡事故多発”と数カ所書いてある。まずは安全第一ということで赤線で示されたルートで登る事にした(私が持っている本は古いせいか、このどくろマークを通るコースであった)。

これが登山口。道のわきには工事用のモノレールが設置されていた。

しばらく進むと、登山道が崩落しているため、迂回する必要がある。ほんの少し迂回するだけだ。

そして、八淵滝の一つである大摺鉢が見えてきた。

あちこちにこのような花が咲いていた(名前はわからない)。

大摺鉢までくるとこの案内板があった。ガイドブックでは小摺鉢方面へ向うコースであったが、かなり危険なようなので広谷コースで登る事とした。

これが大摺鉢である。確かに大きな滝壺だ。

川を渡ると、大摺鉢の前に大きな岩があって、このように不思議な文字(?)が彫られていた。

広谷から武奈ヶ岳への案内が大きく書かれている。後からわかったのだが、このコースが安全で登りやすい。下りもこちらから帰った方が良い。

登りはじめるとこの滝が見えた。この近辺は滝が多い。
広谷経由で武奈ヶ岳まで3時間とある。


こんな滝もありました。

それにしても気持ちのいい山だ。

あじさいのような花だが、とても花が小さい。

広谷に到着。ここまでの道はそれほど険しくない。

ここからは広谷の写真をアップ。この川沿いにしばらく進む。とても明るくて気持ちのいい谷である。

道がわかりにくい所もあったが、とにかく川沿いに進む。

このような小屋があった。

木道である。かなり朽ち果てている。

ここが細川越えだ。この稜線を登れば武奈ヶ岳だ。

気持ちの良い登りだ。

目の前に武奈ヶ岳が見えてきた。

残念ながら今日は曇り。遠くの景色はこの程度。

あと少しだ。

これが武奈ヶ岳山頂の三角点。12時50分に到着。結局3時間かかった。

武奈ヶ岳山頂の標識。曇っているのがとても残念だが、それほど風も強くなく、気温もちょうどよかった。ここでいつものカップラーメンを食べた。30分程山頂でゆっくりして、下山開始。

少しだけのような稜線を歩く。

ここを下って行く。

天気は曇りだが、緑がとても気持ちいい。

ここが八雲ヶ原の入口辺り。

隣に八雲観音があった。

八雲ヶ原の池が見えて来た。中学生位の子供たちがキャンプをしているようで、池で遊んでいた。

これが八雲ヶ原の説明。
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このような池が2つほどあった。カエルの鳴き声が聞こえていた。この近辺はどこが登山道なのかわからなくてちょっと迷ってしまった。結局広い道(?)をそのまま進めばよかったようだ。

広い原っぱを登って、振り返ると武奈ヶ岳が見えた。ここに標識があり「まぼろしの滝展望所」とあり、その下に”危険注意”と書いてある。行ってみようかと思ったが、踏み跡もなく、危険そうなのでやめにして広い原っぱをさらに進んだ。

すると、目の前に琵琶湖が見えた。武奈ヶ岳からは望めなかったが、ここからなんとか琵琶湖を眺めることができた(写真ではわからないが・・・)。

ここにもテントがあって、キャンプをしているようだ。

ここから下って行く。

すると今度はこの古びた標識があり、その下に”死亡事故発が発生しています”とぶっそうな但し書きがあった。どうしようか迷ったが八淵の滝を見たくなってこちらから下る事にした。

しかし、この道はあまり人が通らないようで、このような道が続く。

道がよくわからなくて不安だったが、この案内板があったので一安心。

途中、このような滝(?)があった。

このようなロープを伝って下る。ちょっと危険だな位だとたかをくくったのが間違いだった、この後さらに危険になる。

写真ではわかりにくいが、滝の上の部分で、水がここから勢いよく落ちている。かなり高い場所だ。

これが滝を上から眺めたようす。写真ではわからないが、かなり高く転落したら間違いなく即死だ!危険である。

今度は岩に張り付いて下らなければならない。この鎖を使って下って行く。

すると今度はこの朽ち果てそうな木の上を伝って川を渡らなければならない。手すりのかわりに鎖が渡されている。危険だ!

これが先ほど渡った丸太の橋と滝。写真ではわからないが圧巻である。

滝ばかり・・・

またしても滝の上に出た。恐らく屏風の滝だと思う。奥の切り立った岩が屏風のようだった。

途中から写した滝の様子。ものすごい勢いだ。

今度は狭い岩の間をこの鎖を使って降りる。どんどん危険になって行く・・・。

やっと降りて見上げた写真。この鎖を使って降りて来た。登りでなくてよかった(?)。

次はここを降りて行く。どこまでいっても危険な場所ばかり。

今度はこのはしご。これも怖かった。

今度は、鎖を伝って崖を登る。こんな場所がいったいどこまでつづくのか・・・

先程の滝を見上げた写真。

またしても鎖・・・・。

滝ばかりですが・・・。

あと少しで小摺鉢だ。

気が付くと見覚えのある滝、大摺鉢だ。なんとか生還することができた(ちょっと大げさか・・・)。ここからはもう難所はない。一安心である。

これはガリバー旅行村にあった天文台。晴れていればきれいな星が観測できるのだろうか?

そしてこれがキャンプ場の一部。この時期利用者はほとんどいなかった。
武奈ヶ岳は予想以上にすごい山だった。広谷のコースでピストンすればそれほどきつい登りもなく、危険でもないが、八淵滝を見ようとするとかなり危険となる。変化に富んだ山だった。結局下りでも時間がかかって6時間20分かかった。天気は曇りだったが、滝が素晴らしく楽しい山登りでした。

最後に、今回のルートがこれ。私が言うのもなんだが、武奈ヶ岳に登るだけなら広谷からのコースがおすすめである。
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