2010年3月19日(金)、月に一度の年休を取って家族で長崎へ旅行に出掛けた。NHKで竜馬伝が話題になっているし、鹿児島周辺は以前フェリーで行ったことがあるので、長崎に行くことに決めた。何故この時期かというと、子供の高校入試も終わっているし、合格発表後ではなにかと忙しそうなのでこの時期に決めた。心配だったのは天気だが、19日は前日までの雨とはうって変って快晴であった。新幹線で博多駅まで行って、博多から長崎のロワジールホテルへ向かうのだが、せっかくなので佐賀の吉野ヶ里遺跡へ寄り道する事にした。
弥生時代という事だが、どうしてこのように復元できるのか不思議だった。考古学者の勝手な想像でしかないのか?などとまたしてもひねくれた考えばかりが頭に浮かんでしまったが、昔の人のスケールの大きさを実感した。後で気づいたのだが、電気自動車が定期的に運行していたので、帰りはこれに乗ればよかった。
さて、ここから高速に戻り、長崎に向かった。長崎には見どころは色々あるが、まずはホテルから遠い平和公園に行って、あの平和祈念像を見ることにした。
公園の近くの駐車場にレンタカーを止めると、直ぐ目の前に平和祈念像があった。テレビや写真で見慣れている像だが、予想外に大きい。天を指している右手は原爆を、水平にしている左手は平和を表わしているそうだ。何気なく見ていた像だが、深い意味があったようだ。公園自体は以外と小さかった。
像の目の前に噴水があるが、ここから稲佐山を見たのがこの写真。山頂にアンテナが数本建っているのが稲佐山だ。この後、原爆資料館を見て原爆の恐ろしさを改めて認識した後、家族に文句を言われながらも稲佐山へ向かった。長崎は神戸に似て坂ばかりだ。おまけに路面電車が走っているので走りにくく、カーナビがなければとてもたどり着く事はできなかったに違いない。到着したのは稲佐山公園の広大な無料の駐車場。
ここから見た稲佐山の写真がこれ。アンテナや、立派な展望台があって、だれでも気軽に車で登れるようだ(ここから頂上まで車だと100円とられる)。既に廃止されているが、長崎スカイウエイのロープウエイ用の鉄塔も見える。さすがに100万ドルの夜景で有名なだけはある(神戸でも聞いたようなフレーズ・・・)。ここから家族で登ったのだが、子供の方がへとへとになっていた。困ったものだ。
この展望台からの眺めはすこぶるいい。ここから長崎の街を見た写真がこれ。夜景もきっと素晴らしいに違いない。さて、稲佐山に登り景色も堪能したので、帰ろうかと思って引き返すと、駐車場のすぐ脇になにやら小さな階段があった。
さて、翌日の20日は目的の竜馬関連の観光だが、朝から小雨で風が強く、せっかくの観光も楽しさ半減といったところだった。最初はホテルの近くのグラバー園に行って、グラバーさんの豪邸を見学した。眺めはいいが、この坂では住みにくかったのでは?などといらぬ心配をしてしまった(相変わらずひねくれている)。
次に向かったのは風頭公園にある、有名(?)な竜馬の銅像。長崎の街を眺めているのか、日本の未来を案じているのか・・・。よく見る竜馬の写真より堂々としていてなかなかのものである。脇にある竹の先にくくりつけられた旗に何の意味があるのか知りたい所だ。
亀山社中記念館の目の前に売店があって、有名人の色紙が多数飾られていた。
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