2009年6月7日日曜日
国見山登る(またもや移動運用)
今日はもともと会社の上司と宇陀郡の国見山へ登る予定だったが、都合で行けそうもないとの電話があった。今日はあきあらめようと思い、部屋でゴロゴロしていたが、”何もしないよりはしたほうがマシ!”と思い立ち、初志貫徹(またか・・・)ということで国見山へ行くことにした。今日は近くのACOOPでおにぎりを2個買って出発。出発が遅かったせいで着いたのは12時を過ぎていた。到着したのは曽爾村の屏風岩公苑、途中の看板が小さくてあやうく見落としそうになったがなんとか迷わず到着。インターネットでは駐車料金500円とあったが、車も4台程度しか止まっていなくて、料金表示も、料金を取る気配もない。よかった。駐車場の目の前は屏風岩。まさに屏風のように垂直に切り立った岩肌続がいている。この写真がこれ。 桜の季節はもっときれいらしいが、とにかくそそりたつ岩肌に圧倒された。説明では高さ200m、長さ1500mということだ。写真ではこのすごさは伝わらないだろう。 ここから目指す国見山はそれほど時間がかからないようだ。屏風岩に沿ってしばらく進むと、登山口があった。駐車場の標高は私の時計では750m程(誤差±50m)、国見山は1016mだから266m登ればいいことになる。昨日に引き続きお気楽な気持ちで登り始めた。ところがこの道、登り始めからずっと真っ直ぐに上に向かっている。相当急な坂である。登りだというのにあまりにも急で足を滑らしそうになった。山上ヶ岳の頂上付近といい勝負だ。途中分かれ道があり、左側が住塚山(国見山方面)、右が”屏風岩山頂15分”と手書きの看板があった。どうしようか迷ったが15分位ならと屏風岩山頂へ向かった。多少急な登りがあったが、15分程度で山頂とおぼしき所へ着いた。ここから下をのぞくと、これまた絶景。先程の屏風岩のてっぺんから覗くのだから足がすくむ。これもまた、山上ヶ岳の西の覗きに匹敵する。この写真がこれ。 これまた写真ではその高さが伝えにくいが足元は断崖絶壁である。この山頂の名前は一の峰(936m)と手書きの看板があった。本当かどうかはわからないが、その証拠写真がこれ。 せっかくなので、IC-T90を取り出し430MHzをワッチ。433.04で亀山の野登山からCQが出ていた。早速コールするとすぐに応答があった。やった!5Wでもここまでくるとかなり電波の飛びがいいようだ。うれしかった。もともとここでQSOするつもりがなかったので場所がわからない。結局国見山近くという事で納得して頂いた。ありがとうございました。さて、気をよくして住塚山へ向かった。先程登った坂を下り、また登りとなる。やはり山頂近くは急な坂であるが、先程QSOできて気をよくしていたせいか難なく住塚山へ到着。ここは南側は木が高くあまり見晴らしは良くないが、北側は素晴らしい景色である。やや曇ってはいたが昨日とは違い遠くまで見渡せる。素晴らしい景色である。目の前は先程の屏風岩の裏側。こちらから見ると普通の山がいくつも連なっているように見える。この写真がこれ。 この住塚山(1009m)から国見山を見たのがこの写真。いつものようにここでおにぎりを1個食べ、お腹も膨れたので、ここでもIC-T90を取り出し430MHzをワッチ。ここでも滋賀県東近江からCQが聞こえた。 早速コールするとこれも一発でとってもらえた。うれしい。うっかりしていて、ここが何郡だったかわからなかった。ごめんなさい。さて、またまた気をよくして目指す国見山に出発!すぐ目の前なのでたいしたことはないとたかをくくっていたが、急な坂の連続でなかなか山頂にたどり着かない。足が上がらなくなってきた。もう限界と思った頃に山頂に到着。ここは近くに高い木がなく、360°見渡せる絶景である。おもわす”やった!”と叫んでしまった。この時の山頂の写真がこれ。山頂はそれほど広くないが、ベンチがあって、QRVにはちょうどいい。残るおにぎりをもう一個食べてまたしても IC-T90を取り出してワッチ。ここではなんと、5エリアの徳島から聞こえるではないか!胸躍らせコールするが、さすがに5Wではパイルに勝てなかった。しばらくワッチをやめて別の局を聞いていたがやはり気になって再度コール。やはりパイルに勝てない。あきらめず再度コールするととってもらえた。”やった!”と心の中で叫んだ。相手も大川原高原の移動運用で、近くには風力発電のプロペラが音を立てて回っているという事だった。後で調べたがここも1000m近い標高があるらしい。相手は59で入管、こちらは55との事。5Wとはいえ意外と強く入っている。パイルに勝てなかったという事は、近くの局はさらに強いという事か。 QSO中おじさんが一人ビデオカメラを回しながら登ってきたが、私を横目に景色を撮るとそのまま引き返していた。国見山から住塚山を見た写真がこれ。 まだまだQSOを楽しみたかったが、もう3時近いし、同じ道を引き返すのもしゃくなので(昨日とおなじか・・・)クマタワ峠へ降りる事にした。地図では結構距離があったので不安ではあったが予感は的中。クマタワ峠のトイレまでは難なく着いたのだがそれから先の東海道自然歩道が長かった。おまけに駐車場の近くでは山を一つ越えなければならなかった。そのまま引き返せばよかったと後悔しきり。山上ヶ岳はまだ途中絶景があったが、今回はまるでなし。ただただ疲れただけだった。おまけにかなり歩いたつもりが万歩計では17000歩と大したことはない。残念!とはいえ、各山頂でQSOできたし、天気は良かったしいい登山であった。昨日も含めて、今回の登山はIC-T90の移動運用で楽しさ倍増でした。山歩きだけでも楽しいのだが、同じ仲間が同じ時間山頂にいて、話ができるなんて最高です。しばらくIC-T90を背負っての登山が続きそうです。その際は皆さんよろしくお願いします。屏風岩を背景にした私の愛車の写真です。このルーフにモービルホイップをつけて移動運用もしてます(あまり飛ばないみたいですが・・・)
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