
昨日は天気が良くて、山登りには最高だったのだが、何故か出掛ける気にならなかった。先週は鎌ヶ岳に行ったし、ガソリン代もばかにならない。今週は大人しくしていようと思いながらガイドブックを眺めていたら、本宮山が意外とよさそうに思えてきた。本宮山スカイラインを使えば簡単に山頂に行けるので行くのをためらっていたのだが、よく見ると”くらがり渓谷”沿いに登れるようだ。”くらがり渓谷”は紅葉で有名なので、山頂は別として渓谷の景色は期待できそうだ。と、いうわけで曇ってはいるが本宮山へ出掛ける事にした(相変わらず優柔不断)。おにぎりを3個握ってもらって、安いペットボトルのお茶2本をリュックに詰め込んで10時に家を出発。駐車場に到着したのは10時10分頃。37号線は殆ど信号がなく快適に飛ばせたので以外に早かった。

駐車場の写真がこれ。ここは第1駐車場で100台以上は止められる大きな駐車場でしかも無料。素晴らしい(紅葉のシーズンはどうか知らないが・・・)。

ここにあった案内板の写真がこれ。くらがり八景なる場所があるようだが、殆ど気付かずに通り過ぎた。まぼろしの滝だけは目に付いたので見に行ったが、やめておけばよかったと後悔した。まぼろしのままがいい。

登山道の入り口がこれ。ここはキャンプもできるようで、案内所が入口すぐ脇にある。

ここからしばらく進むとキャンプ場がみえてきた。まだ10時だというのに既にキャンプを始めている方々がいた。

さらに登るとこの石碑があった。よくわからないが歴史がありそうだ。くらがり渓谷は有名なだけあって道はよく整備されている。一般車両は入れないが、砂利道で車が十分通れるだけの幅がある(その分渓谷が狭くなっている?)。

次に見えてきたのは、この”くらがり山荘”である。この近辺では鱒のつかみ取りや釣りができるようだ(当然有料)。

鱒つかみどりの池の写真がこれ。まだお客はないようだが、管理人さんが池の整備をしていた。

次にみえてきたのはこの”かえで並木”である。かえでの若葉がとてもきれいで、紅葉のシーズンはさぞかしきれいだろうと思える。(この新緑だけでも十分きれいだが)

ここからは広葉樹がとてもきれいで、川のせせらぎを聞きながら気持ちよく歩くことができた。道も相変わらずよく整備された緩やかな上り坂で、全く疲れない。

第7景の”おきな淵”の写真がこれ。まあまあだ。ここからは次第に沢から離れて山登りとなる。といっても相変わらず道はよく整備されていて、砂利道やアスファルト道である(さすがに坂は多少険しくなるが・・・)。結構長い距離歩いて山頂近くまでたどり着いた。

ハイキングコースと登山道の分岐の馬の背平入口がこれ。やっと山登りらしい道に出会ったと思ったら、実はコンクリートでずっと舗装されていた(右側の道)。ただ、近道だけあって山頂近くはかなりの急斜面だった。コンクリートの舗装面がほどよく荒れているので滑りにくいのは有難かった。

最後の上り坂をハアハアいいながら登っていると、突然赤い鳥居があった。岩戸神社とある。せっかく登ったのに下るのもなあ・・・と思ったが後で後悔するのもいやなので行くことにした(それほど下るわけではないが・・・)。

そこにあったのはこの大きな”天の磐座(国見岩)”。この岩に登れば見晴らしがよさそうだ。ただ柵で囲ってあるのでどうしようか迷ったが、登ることにした。ここからの眺めがこれ。

晴れていれば遠くまで見渡せるのだろう(バチが当たらなければいいが・・・)。

やっと山頂についた!と思ったらそこはアンテナ郡と、スカイラインの駐車場。わかってはいたがちょっとがっかり。ここには立派な休憩所も整備されていて、既にかなりの登山(ハイキング)客が休憩をとっていた。

駐車場にあった意味ありげな銅像の写真がこれ。多分ここにある神社のいわれと関係があるのだろう。

実は山頂はここからスカイラインを渡ってもう少し登らなければならない。この赤い橋を渡って山頂を目指した。

山頂の写真がこれ。周りはアンテナだらけで見晴らしもよくない。

三角点は積み上げられたこの石のすぐ後ろにある。立派であるが、周りの環境がいまいちである。ここでおにぎりを1個食べたが、次々と登ってくる登山客はすぐに別の場所に移動していた。なんだろうと思ってついていくと少しだけ見晴らしがよくてベンチのある場所に出た。そこからの見晴らしがこれ。

見晴らしはよくない上に曇りでちょっとがっかりだったが、うぐいすの鳴き声が聞こえてと涼しい風が吹いていたので少しだけ山頂らしさを感じる事ができた。ここで残りのおにぎり2個を平らげ、後は下山するのみ。先程の駐車場まで降りたところでここには砥鹿神社奥宮がある事に気付いた。また戻らなければならないが、あとで後悔するのもいやなので行く事にした(またか・・・)。行ってみると有名な神社だけあって趣があった。

途中の参道の写真がこれ。参拝客も多く、杉の巨木が素晴らしい。

御神体として祭られていた杉を見上げた写真がこれ。写真では大きさがわからないが、かなりの巨木だ。

神社の写真がこれ。実はこの正面(南側)に石段があって、こちらから登ってくるのが本当のようだ。もう一度登るときはこちらから登ろうと思う。

最後に、山頂の駐車場にあった案内板の写真をアップしておく。まだこの方が新しくてわかりやすそうだ。
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